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プレスリリース

いまどきの大学生 『先頭に立たず、努力には冷めた目』

授業の9割に出席しても、自主的な勉強をするのは少数
「大学生の学習・生活実態調査」の結果(速報)


株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市)のシンクタンク「Benesse教育研究開発センター」は、2008年10月上旬に、全国の大学1〜4年生4,070名を対象に大学での学習や生活についての意識・実態調査「大学生の学習・生活実態調査」を行いました。

今回の調査では、現在の大学生について、主に以下の傾向がわかりました。

(1)大学生の学習実態: 『授業には出席する。しかし予復習や自主学習をするのは少数派』


  • 1週間での通学日数の平均が4.4日、授業への出席率は87%と高め。特に理系学部で高い傾向。

  • 「授業の予復習や課題」を週に3時間以上する大学生は4人に1人。

  • 「授業以外の自主的な勉強」を週に3時間以上する大学生は5人に1人。



(2)大学生の社会観や就労観: 『仕事観はまじめだが、社会そのものには厳しい現状認識』


  • 8割の大学生が「仕事を通じて社会に貢献することは、大切なことだ」と考えている。

  • 8割の大学生が現代の日本を「競争が激しい社会」と考えている。ただし、「努力がむくわれる社会」と考えているのは4割。


(3)大学生活で身についたこと: 『知識・技能は身についたが、外国語力やリーダーシップは苦手』


  • 「専門分野の基礎的な知識・技術」「幅広い教養・一般常識」といった知識・技能、および「進んで新しい知識・能力を身につけよう」とする態度については7割の大学生が身についたと自己評価。

  • 外国語を「読み・書く、聞き・話す」能力と、「自ら先頭に立って行動し、グループをまとめる」リーダーシップが身についたと自己評価する大学生は4割を下回る。


 上記のような大学生の努力することへの肯定感の低さや対人関係におけるリーダーシップの低さは、次代を担う人材育成の面で課題と考えられます。今後、大学生を含めた青少年が、努力への肯定感や対人関係能力を高めるための取り組みを、大学をはじめとする教育機関、さらには社会全体で考えていく必要があります。

なお、調査結果の詳細は以下でご覧ください。
「大学生の学習・生活実態調査」



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