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株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市)のシンクタンク「Benesse教育研究開発センター」では、2009年1月〜2月に、全国の中学2年生2,967名を対象にして、中学生の英語学習の実態と、英語や外国に対する意識に関する調査を実施しました。主な調査結果は以下のとおりです。
1.6割が英語に対して苦手意識を持っている。
- 英語を「苦手」と感じている中学生は61.8%。
- そのうち、約1割は「中学校に入学する前」に、6割以上は中学1年生のうちに「苦手」と感じている。
- 「英語を使って外国の人と話してみたい」「外国の人と友だちになりたい」は半数程度にとどまる。
2.大人になる頃には、今よりも英語を話す必要がある社会になっていると感じている。
- 「英語が話せなくても、将来、困ることはない」と感じている中学生は35.0%、「自分たちが大人になる頃には、今よりも英語を話す必要がある社会になっている」と感じている中学生は71.1%であった。
- しかし、自分自身が積極的に英語を使うことをイメージしている中学生は少なく、「将来、外国に留学したい」は20.4%、「将来、英語を使う仕事をしたい」は14.6%であった。
3.中学生は小学校英語を「楽しかった」と感じている。
- 小学校で英語の授業や活動をした経験がある生徒は約9割。そのうちの7割以上が、「内容が簡単だった」「楽しかった」と回答。
- しかし、「外国や英語に興味をもった」という中学生は41.8%と半数に満たない。
本調査から、中学生の多くが英語に対して苦手意識を持つ反面で、将来は英語を話す必要性が高まっていくと感じていることがわかりました。ただし、自分から積極的に英語を使うことまでは考えていないようです。 また、本調査の対象となった中学生が受けてきた小学校英語(活動)は、今後必修化される「外国語活動」とは異なり、時数や教材などの条件整備が十分ではない段階のものです。そのためか、「楽しかった」という印象は残っているものの、異文化や英語に対する興味が十分に高まるまでには至っていません。 今後は、子どもたちがコミュニケーションの楽しさや英語を使う楽しさ、また、英語が役立つことを実感する体験を増やし、異文化や英語に対する関心を高めていくことが重要になると考えられます。
*「第1回中学校英語に関する基本調査」は、今回報告する中学2年生を対象とした生徒調査と、2009年4月に報告した全国の公立中学校の英語教員を対象とした教員調査で構成されています。教員調査の結果はBenesse教育研究開発センターのWEBサイト http://benesse.jp/berd/ で公開しております。
調査結果の詳細につきましては、こちらをごらんください。
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