2005年には「食育基本法」が成立するなど、食育への関心が全国的に高まる中、ベネッセでは、社会全体の関心をさらに高めていくため積極的な発信活動を行なうことの必要性を感じ、2006年に独立した専門組織として社内シンクタンクを設立いたしました。
これに先立ち、ベネッセでは、子どものいる家庭向け“食育専門誌”『bon merci!』(以下、ボンメルシィ!/直販誌)を2001年に創刊しました(2011年5月号より休刊)。そして、これまで、読者である母親を対象にした「食」の意識調査を継続的に実施してきました。また、これ以外にも、ベネッセでは、家庭向け・学校向けの教育事業やその基礎となる研究活動(80年代に開始)において、「朝食と学力の関係」をはじめとして、独自の食育的観点からも示唆に富む様々なデータを蓄積しています。
ただ、「食育」という言葉の定義は実に幅広く奥深いものがあります。食べることを通じて、社会性や人間性を育むということであれば、それは食育と言えるのかもしれません。その中でベネッセでは、特に子どもを中心としたコミュニティにおける食育をメインテーマと捉え研究活動をしていきたいと考えています。 |