入社前に不安はありましたか？

大企業ですので、昇格やポジションアサインが年功序列なのではないかと思っていました。また、前職まで関係者の人数が小規模のプロジェクトを多く経験し、スピード感の速い環境に慣れていたので、規模の大きいベネッセのプロジェクトに参画することで意思決定のスピードが遅くなるのではないかということを想像していました。

実際、入社してみてどうでしたか？

着任2年目から早速プロジェクトリーダーとして、念願だった戦略策定のポジションを任せて頂きました。目標設定、プロモーション戦略・戦術の策定、チームマネジメントなど一連の流れを任せて頂いております。自分発で仕掛けていって成果を出せれば、社歴問わず任せて頂け、新しいことにチャレンジし続けられる環境であることを、身をもって体験しています。

スピード感に関しては、プロジェクトの予算や関係者の規模が大幅に大きくなったにも関わらず、施策のスピード感は前職と同じか、むしろ速くなったとさえ感じます。現場が意思決定権を持っていますし、どうしても上に決裁を取らないといけない時も上の判断が速いので、入社してかなり驚きました。社会の変化やエンドユーザーの変化に合わせて、常に新しいことにチャレンジし、より良いサービスを提供しようとし続ける環境です。

現在お仕事をされるなかで、ベネッセの会社としての強みはどんな部分にあると感じますか？

社内に様々な専門性を持った人財がいることだと思います。私が所属するデジタルマーケティングの部署の中にも、新卒/中途入社問わず、データアナリストやUIUXのデザイナー、他業界でマーケティング責任者を経験してきたマーケターなど、とにかくスペシャリストが揃っています。内部に多様なスペシャリストがいるので、施策や戦略の幅が広いですし、実行スピードが速いです。社内ノウハウも豊富です。高い専門スキルを持った方々と一緒に働くことで、自分自身の専門知識も磨かれ、成長に繋がっていると感じます。

宮野さんは他の企業も経験されていますが、ベネッセの評価/昇給についてはどう感じますか？

評価は公平公正でなくてはならないという考え方を会社が持っていて、その考えを実現するために評価制度も整っているのが特徴だと思います。前職までは、自身のレポートライン上の上司が私の日々の成果を評価し、昇格できるかを判断していたのですが、ベネッセでは水平会議と言って、他の部やカンパニーの方など複数人が集まって、客観的に到達度合いを評価して下さいます。また専門職の昇格試験では、同じ専門スキルを持った人が専門性を評価してくださいます。この上司だからこういう評価が付きづらい、この環境だから昇格しにくいなどの、よくある組織課題が起こりにくい、素晴らしい体制だと思います。

ベネッセにJoinすることを検討中の方にメッセージをお願いします。

自分で意思決定し、自分でどんどん行動していく風土の会社です。チャレンジ精神と実行力があれば、社歴問わず任せてもらえる社風があります。成長したい、自分の考えを企画や戦略に落として形にしたい、そういった方には最適な環境だと思います。即戦力としてすぐに仕事が任され、どんどん意見を求められますので、仕事や人に慣れるのも早いと思います。逆に既存のフレームの中でやりたいですとか、周りに意思決定をゆだねたいというタイプの方だと、少しミスマッチが生じてしまうかもしれません。

教育に関わる会社だからか、質問すると積極的に助けようとしてくださる社員の方が多いですし、専門性の高い社員が多いので、安心して飛び込んできてほしいです！（笑）