DIGITAL INNOVATION PARTNERS
by Benesse CorporationSince 2021
企画と開発が一つのチームで事業成長に貢献。デジタルの力で変化を生み出す

ベネッセコーポレーションが取り組む事業変革をDX領域から後押ししているのがDXを推進する組織「Digital Innovation Partners(以下、DIP)」だ。専門的な知見をもったDX人材が各事業に参画し、企画部門と共に変革を進めている。SIer企業からベネッセ入社後、早期に課長や部長に登用された井堀翔志にキャリア観や入社後に取り組んだプロジェクトについて聞いた。

井堀 翔志
幼小エンジニアリング部 部長
2013年4月 、SIer企業に入社し、電力系・通信系など複数業界のシステムにおいてインフラ~アプリ領域まで、工程としてはお客様先でのコンサルティングからシステム運用までを幅広く経験。2021年7月ベネッセコーポレーションに転職。小学ゼミサービスの開発業務に従事し、チャレンジタッチサービス年度改訂のPMを担当。2023年4月に課長に昇格、2024年に幼小ゼミデジタル商品エンジニアリング部部長に就任。小学ゼミサービス開発のQCD向上や「つながるトーク」等、新規サービスの導入をリード。
2013年4月 、SIer企業に入社し、電力系・通信系など複数業界のシステムにおいてインフラ~アプリ領域まで、工程としてはお客様先でのコンサルティングからシステム運用までを幅広く経験。2021年7月ベネッセコーポレーションに転職。小学ゼミサービスの開発業務に従事し、チャレンジタッチサービス年度改訂のPMを担当。2023年4月に課長に昇格、2024年に幼小ゼミデジタル商品エンジニアリング部部長に就任。小学ゼミサービス開発のQCD向上や「つながるトーク」等、新規サービスの導入をリード。
CAREER
キャリア心理的安全性の高い環境
ベネッセに入社して一番良かったのは、上下左右ともいいメンバーに恵まれて仕事ができていることです。入社直後に「同じ質問を何度しても大丈夫です」と言われたことを鮮明に覚えていますが、その一言に象徴されるように、心理的安全性が高い環境で仕事をさせてもらっています。
仕事をする上で意識していることが2つあります。1つ目は、仕事は決して一人で完結するものではないので、助けを求め、頼り合いながら、様々な人たちを巻き込んでいくことです。私自身にできることは限られていますから、上下左右の優秀なメンバーに協力してもらって仕事をしています。周囲のメンバーの協力を得て評価をいただき、早期に役職に就かせていただいたと実感しています。
2つ目は、試行回数を増やすことの重要性です。少しずつでもいいので変化を意識して取り入れることを意識しています。現状維持ではなく試行回数を増やして新たな変化を生み出す。失敗を許容する文化がありますし、私自身も次に活かすことができればいいというスタンスを大切にしているので、メンバーにもどんどん挑戦してほしいと話しています。
自分の意思でキャリアを選び取れる環境
ベネッセは事業会社でありながら、エンジニアとして自分の望むキャリアを選び取れる環境が整っています。PMや企画職として経験を積む場もありますし、エンジニアとして技術を磨くことも可能です。どちらも会社の評価軸として用意されているので、本人の意思で選択し、キャリアを積むことができます。
エンジニアとして働く上で大切なのが企業文化です。ベネッセでは企画側から一方的に指示が下りてくることはなく、エンジニア側からの提案をしっかりと受け止めてくれます。一緒にプロジェクトを進めていく文化が醸成されているため、主体的に動ける方には働きやすく成長しやすい環境です。
さまざまな評価軸があり、新卒でも中途でも評価において差はありません。開発管理においては、案件の難易度やプロジェクトに適用されている技術、改訂案件か新規案件か、開発規模やステークホルダーの範囲、スケジュールなど、さまざまな要素を考慮して評価を行います。
STRATEGY
DX・組織戦略デジタルを活用して変化を生み出す
DX戦略の立案をする「DIP(Digital Innovation Partners)」と幼小ゼミデジタル商品エンジニアリング部に所属し、未就学児と小学生向けの校外学習の開発を担当しています。重きを置いているのは「変化」です。ベネッセはもともと出版からスタートした会社なので、全員に対して同じものを届けるという発想が根強く残っています。その部分にデジタルの良さである変えやすさやスモールで出せる柔軟性、ユーザーに選択肢を提供できる自由度の高さを取り入れて、変革を進めたいという思いを持っています。
今までは正解だったことも、変化を怠り、考え方やシステム構成を固定化してしまうと、デジタル環境の変化の早さに対応できずに破綻してしまう恐れがあります。だからといって一気に変えてしまうのは難しいため、少しずつ変えていくことを考えています。
お客様の声を聞きながら徐々に変えていく。それによりリスクを小さくしながらサービスを育てていけます。デジタルを活用してスモールスタートで開発し、お客様の声を聞きながら事業として成長させていくことがもっとも重要だと考えています。
戦略性を高めるために、ベネッセではエンジニア人財の流動性を高める工夫をおこなっており、幼小エンジニアリング部でも意図的にメンバーを入れ替えています。同じ案件をずっと担当するのではなく、難しい仕事にも挑戦してもらう機会を提供しています。入社年次にとらわれずに評価することも意識していて、大規模案件のPM職に新卒4年目を抜擢したこともあります。もちろん丸投げするのではなく、一緒に進めていくスタンスを崩さずに見守りながら進めています。
CASE
プロジェクト企画と開発が一つのチームに
企画側と一体になって進めている案件に、「チャレンジタッチ」の中にある、ご利用のお子さまとおうちの方をチャットでつなげる家族間のコミュニケーションサービス「つながるトーク」があります。最初の企画検討段階から開発が積極的に関与し一緒に進めました。 企画と開発が一つのチームとして機能している理由は2つあります。1つは、良好な関係が構築できていることです。過去の開発チームが実績を作ってきてくれたおかげで、企画側が提案を受け入れてくれるようになっています。 もう1つは技術の進歩です。技術の進展が年々早くなっているため、企画側だけでは追いきれなくなり、私たち開発側の知見が活かせる場面や領域が増えています。
企画側は利用者への想いが強いため、多くの機能を盛り込みたくなることがあります。一方で開発側は、その想いも理解しつつも、すべての機能を追加するとリリースまでの時間が延びてしまうことを懸念しています。 会話をしながらその部分を調整していくわけです。 例えば、「つながるトーク」に関しては、メッセージの削除機能をつけるか否かが議論になりました。 開発としてはリリース時期も考慮して、最初は無しで進めることを提案しました。 親が子どもとトークをする時間を提供することが最も優先すべき価値であるため、まずは最低限の機能で早期にリリースしようという考え方です。結果として削除機能はつけずに、スピードを重視してリリースを行いました。さらにはお客様の利用状況を確認しながら、2週間後にスタンプを使えるように機能を追加しました。 小さく開発してスピード感を出して推進していくことは、開発が一緒に進めることの価値だと考えています。
また、お客様の声もしっかりと聞いて開発に活かしています。アプリの中にも声を集めるための機能があるため、それを利用したり、お客様へのモニター調査を定期的に行っています。 実際にご利用いただいている場面を拝見したり、インタビューを行う機会を設け、開発のメンバーにも参加してもらい部内で得てきた知見を共有する機会を作っています。
Casual
Meeting
MORE INTERVIEW
クラウド移行で10億円以上のコストダウン削減 を実現。3年計画のプロジェクトを半年、10分の1の人員で達成
Technology事業貢献のために事業と開発を一体化。内製化率70%を目指して体制を構築
Technologyミライシード空白の10年を経て企画とエンジニアが一つのチームに。技術を武器に事業成長に貢献
Technologyミライシードチャレンジングな環境で、専門性を高め続ける。インフラを起点に事業変革を起こし、社会貢献につなげる
Technologyクラウド型の営業支援・顧客管理システムに統合し、業務効率化とシナジー創出を実現。仕組みづくりを通して、事業に貢献する
Technologyベネッセスタイルケアワクワクを止めずに生きていたい。若手教育やマネジメントに取り組み、ベネッセコーポレーションでさらなる成長を目指す
Technology
- JOIN OUR TEAM!
- JOIN OUR TEAM!
- JOIN OUR TEAM!
- JOIN OUR TEAM!