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探究レポート No.1689

一次選考

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タイトル
じゃんけんの言い出しっぺはなぜ負けるのか+じゃんけん前にするおまじないに効果はあるのか
設定課題
じゃんけんの言い出しっぺはなぜ負けるのか、と、じゃんけん前のおまじないに効果はあるのか

課題を設定した理由

私がじゃんけんをする中で言い出しっぺが負けるという現象を何度も見たから。母親がじゃんけんの前におまじないをしていて、それに効果があるのか気になったから。この課題は自分で言うのもなんだがしょうもないです。この課題をやることでみんなが少しでも笑顔になってくれればという気持ちでやりました。それと自分と同じ疑問を持ってる人のもやもやも解消できると思いました。

アピールポイント

審査員の皆さん、じゃんけんをやったことはありますか。私の周りでは、罰ゲームをかけたじゃんけん大会がよく開かれています。部室の鍵は誰が持ってくるのかをじゃんけんしたり、まぜまぜドリンクバーを誰が飲むのかじゃんけんしたり、でもだいたい負けるのは罰ゲームを言い出した人だったのです。言い出しっぺが負けていたのにはなにか理由があるのではと感じたので、この探究を行ってみました。さらにじゃんけんのおまじないも普段の生活から生まれた些細な疑問です。ほら、本当に効果があるなら使っていきたいじゃないですか。

研究方法

じゃんけんは運次第なのでとにかくたくさんじゃんけんをしました。言い出しっぺじゃんけんは3人で行い1人が言い出しっぺとなり、毎回罰ゲームをかけて行いました。罰ゲームは言い出しっぺでなくとも、じゃんけんに負けた人に執行しました。おまじないじゃんけんは2人で行い、1人がおまじないをして結果がどうなるかをまとめました。おまじないじゃんけんはインターネットで調べた限り、広く伝わっているのは、腕をクロスさせるおまじないと、手の甲にシワを作って、そのシワで出す手を占うというものでした。そのため、この2種類について探求しました。

結果

言い出しっぺじゃんけんは300回行い、言い出しっぺが負けた回数は96回でした。これは3人で行っているので、確率の1/3よりも少し少ないという結果になりました。おまじないじゃんけんは、腕クロスのおまじないを1000回行い、勝った回数は517回、手の甲のおまじないは1000回行い、510回勝つことができました。どちらも1/2よりも多く勝つことができました。

課題に対する答え

言い出しっぺが負けるのはたまたま。おまじないは少しだけ効果があった。言い出しっぺが負けるというのは、思い出に残りやすいだけだと思った。