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習慣づけが大事!中学生の成績を左右するのは「家庭学習」

中学校の授業は小学校の時よりも、学習進度が早くなるのが特徴です。そのため、学習内容を定着させるには、お子さま自身の学習に対する努力も小学生の時以上に必要になります。どのように努力すべきなのか、お子さまに対してどういったサポートをすればよいのか、悩んでいる保護者の方もいらっしゃることでしょう。まずは家庭学習の習慣を付け、短時間でも集中して勉強に取り組めるようになることが大切です。この記事では、家庭学習の重要性や中学生の集中力などについてご紹介します。

成績アップを目指すなら「家庭学習」が重要!

中学生のお子さまが成績アップを目指したいのであれば、まず家庭学習の習慣をつけることが大切です。実際に、「家庭学習の習慣がある方が、成績が上がる」という調査結果もあります。東大社研・ベネッセ教育総研の共同研究「子どもの生活と学びに関する親子調査2017」では、塾や予備校などに通っているかどうかや、家庭教師をつけているかどうかにかかわらず、成績上位者である中学生ほど、「家庭での学習時間」が長いことがわかっています。

調査結果は以下の通りです。

<1日の家庭での学習時間について>

● 塾に行っている中学生の場合

成績上位層 96.5分
成績中位層 90.4分
成績下位層 88.0分

● 塾に行っていない中学生の場合

成績上位層 91.0分
成績中位層 89.3分
成績下位層 78.3分

※出典)東大社研・ベネッセ教育総研共同研究「子どもの生活と学びに関する親子調査2017」

ただし、家庭での学習時間が長くても「やみくもに勉強する」「長時間机に向かっているが学習がなかなか進まない」という形では、成績アップにつながりません。予習・復習を定期的に行う、定期テスト前には対策を行う、暗記が必要なものは繰り返し覚えていつでも思い出せるようにするなど、しっかりと学習内容を定着させることが重要です。

このように、家庭学習の習慣をつけると同時に、自分に合った勉強方法や時間の使い方を身につけ、効率よく勉強を進めることが大切なのです。

自信がない人が8割⁉家庭学習は集中力が続かない…?

効率よく家庭学習を進めるにあたって重要なのは、集中力をつけることです。とはいえ、自宅ではなかなか勉強に集中できないお子さまも多いようです。実際、株式会社ベネッセコーポレーションの調査(※)によると、全体の約8割の中学生が、「自分は他人より集中力に自信がない」と感じています。

また、勉強の際に「集中力が続く時間」に関する質問では、集中力に自信があるのは「0分」~「1時間未満」の回答で、全体の約9割を占めました。加えて、勉強内容が演習問題や暗記などの場合、「集中力に自信がある時間」は短くなる傾向が見られます。

※2020年01月20日(月)~2020年01月21日(火)、中1~中3生男女416名(各学年男女ほぼ同等比率)を対象とする学習に関するアンケートより【調査委託先:(株)マクロミル】

こうしたことから、集中力が続く時間を有効活用するためには、1回あたりの学習時間を1時間以内などなるべく短く設定し、効率的に取り組むことが重要だといえます。

忙しい中学生が部活と勉強を両立させるコツ

中学生は部活に勉強に忙しいもの。ここでは、上記を踏まえ、部活と勉強を両立するコツについて紹介していきます。

部活と両立できるおすすめ勉強法

① まずは授業を大切にする
部活を頑張っているお子さまは、放課後や帰宅後など勉強に使える時間が少なくなっています。まずは授業でしっかり理解することを目指しましょう。勉強に使える時間が少ない分、効率的に勉強することが大切です。

② 短期集中の習慣をつける
部活と勉強の両立には、スキマ時間を見つけて勉強することが大切です。1日5分でも復習をするなど、短期集中の習慣をつけましょう。短い時間でも始めやすい「暗記」や「基本的な練習問題」に取り組むのがおすすめです。

③ 平日・休日で勉強のメリハリをつける
平日と休日で勉強のメリハリをつけるのも大切です。普段の学習時間はワークや宿題に取り組んで授業の内容を身につけ、読解などの思考が必要な問題は週末にまわすなどの工夫が必要になります。
部活が休みの日を利用して、苦手な分野をコツコツ進めるようにしましょう。

家庭学習はお子さまのタイプに合ったスケジュール立てが必要

部活と勉強を両立するには、お子様のタイプに合わせてスケジュールを立てることも重要です。朝勉強が得意なタイプ(朝型)と夜勉強が得意なタイプ(夜型)のタイプごとに、おすすめの学習内容を紹介していきます。

朝型におすすめの家庭学習内容

朝に勉強をするのが得意なタイプのお子さまには、以下のような学習内容がおすすめです。
● 単純な計算問題を解く
● 英文の音読
● 国語・社会の教科書の音読
● 昨日の学習の復習(教科書を読む)
● 今日の学習の予習(教科を読む)

朝勉強にはじっくり考える問題よりも、音読や復習・予習など、その日のブーストになる勉強が向いています。

登校前に15分〜1時間を目安に、朝勉強の時間をとりましょう。

夜型におすすめの家庭学習内容

夜に勉強をするのが得意なタイプのお子さまには、以下のような学習内容がおすすめです。
● 学校で出された宿題(夕食前)
● 単語や解法の暗記、英文書き換え(夕食後)

夜勉強の場合、夕食前と夕食後で学習内容を変えるのもポイント。
夕食前に学校の宿題を終わらせ、夕食後には暗記や英文書き換えなどの「定着」を中心とした勉強がおすすめです。

難しい問題をやりすぎると寝不足に繋がってしまうので、睡眠時間から逆算して勉強時間を決めるとよいでしょう。

このように、部活と勉強を両立するためには、お子さま自身に合った勉強時間帯と学習内容を見つけて、効率よく学習を進めることが大切です。

中学生の家庭学習は、「1回15分」設計で無理なく集中できる「進研ゼミ中学講座」がおすすめ!

家庭学習に集中して取り組める教材を探しているのであれば、「1回15分」と集中しやすい分量で作られた「進研ゼミ中学講座」がおすすめです。以下の、集中力が続きやすいポイントを見ていきましょう。

集中力が続きやすいポイントその①「1回15分」! 短時間集中の教材設計

授業対策から入試対策まで、幅広い内容の教材を「1回15分」とコンパクトにまとめています。1回の学習が短く済むため、お子さま一人ひとりに合わせて、集中力が続く時間内に区切りを付けられます。また、「1日15分」ではなく「1回15分」なので、忙しい中学生でもスキマ時間に勉強可能。休日に4回分をまとめて勉強する、平日は一日1回分をスキマ時間に少しずつ進めて終わらせるなど、中学生それぞれのライフスタイルに合わせやすいので家庭学習が続けやすいのです。

集中力が続きやすいポイントその②使える時間や取り組み方に合わせた「個別学習プラン」

1週間のうちに使える時間を入力すると、それに合わせた個別の学習プランを自動で提案します。「授業・テスト対策を頑張る」「テスト対策だけ」といった取り組み方も科目別に選べるため、無理や無駄のないぴったりの学習プランができあがります。学習計画を自分で立てる必要がなく、何をどれだけ勉強すればよいのかすぐわかるので、迷いなく目の前の内容に集中して学習が進めやすいのです。

集中力が続きやすいポイントその③目標までの差が一目瞭然「習熟スコア」

日々の学習の取り組み状況をもとに、教科ごとの「習熟スコア」をグラフで表示。今の学力がひと目でわかります。また、目指すレベルも「目標スコア」として表示されるため、今の学力と目標との差が一目瞭然。学習を進めると習熟スコアが変化し、実力がついていく過程がわかるので、お子さまのやる気や集中力も続きやすいのです。またや自分の得意な単元・苦手な単元などもわかりやすいので、たとえば苦手な単元の学習に多めに取り組むなど、集中して学習することも可能です。

集中できるポイントその④わからない点はその場で質問!「オンラインライブ授業」

エキスパート講師のライブ授業は、追加受講費用0円でわかりやすく授業を展開。「質問専用スタッフ」もついているため、授業中にわからないことがあればその場で質問すれば、その場で回答をもらうこともできます。授業の最後には「要点まとめシート」でしっかりと復習する時間も用意されているので、授業で習った内容をしっかり定着させることができるでしょう。丁寧な授業に加え、わからないところや自信のないところはリアルタイムで質問&その場で解決できるため、自信のない単元もわかるようになり、やる気や集中力が自然とわいてきます。

短時間で家庭学習の習慣が身につく「進研ゼミ中学講座」で成績アップを目指しましょう!

成績優秀な中学生は「家庭での学習時間」が長いことが、ベネッセコーポレーションの調査でわかっています。しかし、家庭学習を習慣づけたくても、「集中力に自信がない」と感じる中学生が多いことも事実です。加えて、忙しい中学生が長時間学習の時間を確保することも難しいでしょう。

したがって、中学生が家庭学習を習慣づけるには、集中力が続くような短い時間を有効活用することが大切です。「進研ゼミ中学講座」の教材は、そんな中学生のために、1回の学習が15分間で終わる短時間設計で作られています。よって、スキマ時間でも無理なく集中して取り組みやすく成績を伸ばしやすいのです。お子さまの学習への集中力が続かず悩んでいる保護者の方や、お子さまの成績アップを応援したい保護者の方は、ぜひ「進研ゼミ中学講座」を検討してみませんか?

※ここでご紹介している教材・サービスは2021年9月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。

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