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中学生に塾は必要?中学生の成績を伸ばす秘訣とは

勉強の進度が早くなり、部活やクラブチームなどの課外活動も増えがちな中学生。お子さまの学習について、なんとなく不安を感じる方もいるのではないでしょうか。「何か学習のサポートを……」と考えた時に思いつきやすいのは塾。この記事では、最初に塾の必要性や費用などの概要を紹介します。そして、塾に行く・行かないにかかわらず、お子さまの成績を大きく左右する家庭学習の重要性と、家庭学習サポートに有効な進研ゼミ『中学講座』についてご紹介していきます。

塾は本当に必要?メリットや費用など知っておきたい基礎知識

中学生の学習サポートとして多くの方が採用されている「塾」。「塾に通わせれば成績も上がるかも」「お友達も通っているし、通わせてあげた方がいいかな」と、検討されている方もいるのでは。家庭学習との違いを比較するためにも、まずは塾の必要性やメリット、費用などの基礎知識について見てみましょう。

塾の必要性

塾の必要性は、お子さまの学年や学習習慣の状況により変わってきます。

1・2年生の場合、塾での学習内容は小学校の復習や学校の授業内容の補習、定期テスト対策が中心です。学校の授業を先取りするというよりも、学校での学習内容をしっかりと定着させることが目的となります。

3年生の場合、塾での学習内容は高校受験対策が中心となります。1・2年生の間でしっかり学習の地固めができていれば、通信教育を続けても良いでしょう。しかし、これまで地固めをしてこなかったり、受験対策が遅れていたり……という場合は、学習塾に通う方が効果的です。お子さまの学習状況や志望校のレベルを踏まえて、カリキュラムを組んでくれます。

塾に通うメリット

塾に通うメリットは、大きく分けて3つあります。

1つ目は、お子さまの勉強の管理を塾に任せられることです。自分で勉強する習慣がないお子さまの場合、誘惑の多い自宅で勉強を習慣づけていくのは大変です。塾に通えば定期的に勉強する習慣がつき、勉強量もしっかりと確保できます。また、もしお子さまが勉強をサボってしまった場合でも、きちんと叱ったり学習の進め方を調整したりと、しっかりバックアップしてくれます。

2つ目は、塾の仲間同士で切磋琢磨できることです。塾には他の中学校のお子さまや、志望校が同じお子さまも通っています。勉強を一緒に頑張る仲間ができ、競い合ったり相談したりできるのは、塾ならではのメリットです。仲間が身近にいることで、「友達と一緒なら頑張れる」「ライバルに負けたくないから勉強する」と刺激をもらえることもあるでしょう。

3つ目は、一人ひとりに合わせた丁寧な指導を受けられることです。特に個別指導の学習塾の場合、生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムを用意してくれるため、効率よく学習できます。大手の学習塾の場合は受験のノウハウが豊富なので、過去のデータに基づいた志望校別の受験対策ができます。大事な受験期のお子さまも、安心して任せられるでしょう。

塾にかかる費用

お子さまを塾に入れる場合、どれくらい費用がかかるのかは気になるところ。文部科学省の「平成30年度子供の学習費調査」では、中学生の塾に関する「学習塾費」と、家庭教師や通信教育などにかかる「家庭教師費等」の年間にかかる費用について、以下の結果が出ています。

<中学生に関する学習塾費と家庭教師費等の調査結果>

● 公立中学校の場合

学習塾費 年間40万円以上が最も多い
家庭教師費等 年間5~10万円が最も多い

● 私立中学校の場合

学習塾費 年間10~20万円が最も多い
家庭教師費等 年間1~5万円が最も多い

受講内容によっても金額は変わりますが、公立・私立にかかわらず、学習塾を利用する方が出費は大きいことがわかります。なお、学習塾では夏期講習・冬期講習や受験対策など、数コマ~数十コマの追加受講をすることも。追加受講がある場合、数万円単位の追加費用が発生するのが一般的です。

▼塾と通信教育、どっちがいいの?

最も成績に影響する学習方法は「家庭学習」だった

お子さまの学習をサポートするにあたり、実際に成績に影響するのはどういった要素なのでしょうか。東大社研・ベネッセ教育総研共同研究の「子どもの生活と学びに関する親子調査2017」では、以下のような調査結果が出ています。

<1日の家庭での学習時間について>

出典)東大社研・ベネッセ教育総研共同研究「子どもの生活と学びに関する親子調査2017」

※「1日の家庭での学習時間」は「学校の宿題をする時間」「学校の宿題以外の勉強をする時間」の平均時間の合計。平均時間は、「しない」を0分、「5分」を5分、「4時間」を240分、「4時間より多い」を300分のように置き換えて、無回答・不明を除いて算出。
※成績の「上位層」「中位層」「下位層」は、成績の自己評価(5教科についてそれぞれ5段階で回答)の総合得点を算出し、全体の人数が均等になるように3層に分けたもの。

このように、塾に通っているかどうかにかかわらず、成績優秀者は家庭での学習時間が長くなっています。

さらに、ベネッセ教育総合研究所が中学の成績に影響を与える学習方法を調べた研究結果があります。家庭学習時間と宿題時間、通信教育と通塾と学業成績を分析したところ、最も成績に影響を及ぼしているのは家庭学習という結果になりました。

塾に行くかどうかよりも、自分で家庭学習の習慣が作れるかどうかが、成績に影響しているようです。

では、なぜ家庭学習の習慣が大事なのでしょうか。その理由としては、「苦手分野を自分で把握し、集中して勉強できる」「自分に合った勉強法を見つけ、勉強の効率を上げられる」などが挙げられます。成績を効率よく上げていくためには、家庭学習の習慣を身につけ、自宅での勉強時間を設けることが大切なのです。

ただし、もともと家庭学習の習慣がないお子さまの場合、勉強時間だけを設けても「どうやって勉強したらいいのかわからない」とつまずいてしまいがちです。家庭学習の習慣をつける前につまずくことを防ぐため、この時にしっかりとサポートしてあげることが大切です。

家庭学習のサポートは進研ゼミ『中学講座』にお任せ!

家庭学習のサポートなら、進研ゼミ『中学講座』がおすすめです。進研ゼミ『中学講座』は家庭学習でありながら、集団塾・個別塾両方のメリットを取り入れた「ブレンディッド学習」をご用意しています。以下で「ブレンディッド学習」の詳細を見てみましょう。

先生とリアルタイムで学べる「オンラインライブ授業」

スマホやタブレット、PCで受講可能な「オンラインライブ授業」は、受講しながらチャットで質問できる参加型授業です。各教科のエキスパート講師が、苦手になりやすいポイントを徹底的に深堀りしながら丁寧に解説。各単元の「攻略のコツ」もわかりやすく教えてくれるので、理解が深まり自然と学習が進んでいきます。録画も見放題なので、部活後やスキマ時間など、スケジュールに合わせて学習できるのが嬉しいポイントです。

予定や取り組み方に合わせて学習計画を自動作成する「個別学習プラン」

一週間のうち進研ゼミに取り組めそうな時間と、希望の取り組み方(「授業・テスト対策」「テスト対策のみ」のどちらか)を選択すると、お子さまに合わせた個別の学習プランを自動作成してくれます。スケジュールに合わせた無理のないプランなので、部活や習い事で忙しい中学生活のなかでも、無理なく家庭学習を続けられます。

「習熟スコア」で最適な学習をナビゲート

教科ごとに目標スコアと習熟スコア(今の学力)が表示されるため、「どの教科をあとどれだけ頑張ればいいのか」が、ひと目でわかります。学習を進めていくと習熟スコアが変化し、目標スコアに近づいていきます。ゲーム感覚で目標スコアを目指せるので、ひとりでもモチベーションが保ちやすいのが特徴です。

こうしたことから、一人ひとりに最適な学び方ができる進研ゼミ『中学講座』。会員へのアンケートでは、全体の82.6%が「塾よりも『ゼミ』の方が短時間で力がつく」と回答。また、全体の86.1%が「塾よりゼミのほうが『自分のニガテ』にしぼって勉強できる」と回答しました。この結果からも、進研ゼミ『中学講座』をうまく利用することで、塾に頼らず成績アップにつなげられることがわかります。

成績に最も影響する「家庭学習」をしっかりサポートし、成績アップを目指しましょう!

中学生の成績の良し悪しに影響するのは、家庭での学習時間の長さです。「塾に通えば必ず成績が上がる」というわけではないので、まずは家庭学習の習慣を身につけさせるとよいでしょう。ただし、ひとりでいきなり家庭学習を始めても、挫折してしまう可能性があります。
そこで、家庭学習の習慣をこれからつけていきたいお子さまには進研ゼミ『中学講座』がおすすめ。進研ゼミ『中学講座』の「ブレンディッド学習」は家庭学習でありながら、オンラインライブ授業や個別学習プランなど、塾のメリットも取り入れています。塾と家庭学習のいいところ取りの進研ゼミ『中学講座』で、成績UPを目指してみませんか?

※ここでご紹介している教材・サービスは2023年7月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。

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