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中学生のテスト勉強の方法は?
成績アップを目指すためのコツとは

中学生が抱えがちな悩みのひとつとして、「テスト対策」があります。部活に習い事にと忙しい中学生にとって、テスト勉強の時間をしっかり確保するのは至難の業。とはいえ、受験の基礎固めになる日々の勉強にも、早いうちから力を入れておきたいですよね。成績アップを目指すためには、どのようにテスト勉強をすればよいのでしょうか。この記事では、中学生がテスト勉強について抱えがちな悩みや平均的な勉強時間、スケジュールの立て方などをご紹介します。

中学生はテスト前の勉強について悩みを抱えている

小学生と中学生の勉強面での大きな違いは、「定期テスト」の存在です。定期的に自分の学力を確認せざるを得ないため、定期テストの結果や勉強方法に悩みを抱えるお子さんもいるのではないでしょうか。

進研ゼミ中学講座の質問相談サービス「ギモン解消ひろば」でも、定期テストに関する相談が多く寄せられています。中1の最初の頃には「定期テストって何ですか?いつから何をしたらいいんですか?」という相談が多く、中2・中3になると「受験勉強って、いつから何をしたらいいんですか?」という相談が多くなります。授業に部活に生徒会にと、毎日忙しい中学生にとっては、「やる気が出ない」「学校で疲れて家で勉強できない」という悩みも多いようです。

多くの中学生が上記のような悩みを抱える中、保護者の方の関わり方も重要になってきます。反抗期を迎え始める中学生にとって、声かけのしすぎや心配のしすぎは逆効果になることも。子どものやる気を削がないよう注意しつつ、慎重にフォローしていくのがおすすめです。そのために、まずはテスト対策について詳しく把握しておきましょう。

そもそもみんなどのくらい勉強をしている?中学生の平均的な勉強時間

テスト対策を考えるにあたり、まず一般的に中学生はどれくらい勉強しているのか、その平均値を知っておきましょう。東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所「子どもの生活と学びに関する親子調査2020」によると、中学生の平日の平均勉強時間は、下記の通りとなっています。

<中学1・2・3年生 平日の平均勉強時間>※休憩時以外・成績上位層

中学1年生 2時間1分
中学2年生 1時間48分
中学3年生 2時間26分

(出典:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所「子どもの生活と学びに関する親子調査2020」)

中1・中2は1日2時間前後、中3は1日2.5時間ほど勉強していることがわかります。このアンケートは成績上位層に対して行ったものであるため、この平均時間と同じくらい勉強できるようになれば、成績アップにも近づきやすいといえるでしょう。このデータを参考にしつつ、お子さんの生活リズムに合った勉強時間や勉強方法を探せると、より成績アップの可能性が広がります。勉強方法の目安がわかったところで、勉強方法についてはどのように考えていけばいいのでしょうか。

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テストでいい点を取るためには?スケジュール立てのポイント

テスト勉強を効率よく行うためには、ポイントを押さえたスケジュールを立てることが大切です。「勉強時間は確保したのに、なぜか結果が出なかった」「どの教科も勉強しきれず、中途半端な対策になった」という失敗を防ぐためにも、以下のポイントを押さえましょう。

■ポイント①テスト範囲が出たらすぐに目標を決め、計画を立てる

中学生の定期テストは範囲が広いため、早めに計画して勉強を始めることが重要です。そして計画を立てる際には、「今回の定期テストの目標」をしっかりと決めましょう。例えば、「得意な英語はプラス5点アップさせる」「ニガテな数学は平均点を目指す」などといった、具体的な目標が必要です。こうした目標があることで、「英語の時間を多めにしよう」「数学も前回より多めに頑張ろう」などと、勉強計画も立てやすくなります。目標を立てる時は、前回の定期テストの点数やこれまでの傾向を参考にしてみましょう。よりお子さんに合った目標が立てられます。

■ポイント②計画を立てるときは教科によって時間配分を変える

目標が決まったら、それに沿って学習計画を立てていきましょう。その際、目標に加えて、下記の学習特性を参考にしてみてください。数学や理科のように、暗記後に演習問題を解く必要がある科目は、他の科目より多めに勉強時間が必要です。演習が必要かどうか、どれくらい重要かによって、時間配分を調整しましょう。

・国語:文章の読み込み・理解
・数学:公式の暗記・演習
・社会:重要語句の暗記
・理科:重要語句の暗記・演習
・英語:文法・単語の暗記・演習

■ポイント③「1日の割り当て分」は実行できる分量にする

時間配分をする際には、まずそれぞれの教科の「やるべきこと」を紙に書き出し、それぞれ何時間ほどかかるかをざっくり把握しておきましょう。そして、どの単元に力を入れるのか、優先順位をつけておきます。そしてそのうえで、それぞれの日にやりきれる量で勉強内容を割り当てていきましょう。テスト範囲のページ数を残りの日数で割る方法だと、単元によっては1日でやりきれず、そのまま計画倒れになってしまうこともあるからです。計画通りに勉強できず焦って不安にならないよう、1日の分量に気を付けながら、勉強計画を立てましょう。

日々忙しい中学生がテスト対策に使える時間は、意外と限られています。テスト範囲が発表されたらすぐに目標と計画を立て、お子さんに合ったスケジュールで勉強していくことが大切です

テスト前に焦らず得点アップを目指すなら事前に「ニガテを見つけておくこと 」

テスト対策は重要ですが、テスト前だけ勉強を頑張っても、成績が伸びにくいのも事実。できれば日々予習・復習を重ね、日ごろから学習内容を定着させておくのが理想的です。では、具体的にはどのような勉強をしておけばよいのでしょうか。

毎日できる勉強としては、学校から帰ってきたら、その日に学んだことを簡単に復習する方法がおすすめです。復習しながら、「この単元はわかった」「よくわからなかった」と、理解度をざっくり分類しておくとよいでしょう。そうすることで、テスト前の勉強計画の参考になり、復習ポイントを絞ることができます。また、「どこまで理解しているか」を復習で自覚しておくことで、定期テスト直前に焦ることもなくなるでしょう。

特に、「ここは苦手だ」という苦手ポイントを見つけておくと、テスト対策時に重点的に取り組めます。復習の際は、以下のポイントに気をつけながら、苦手を見つけておくようにしましょう。

■苦手を見つけるポイント

・小テストで得点が取れているか
・授業で解いた例題は解けるか
・歴史や実験の流れを言えるか
・英語や国語の教科書を要約できるか

このように、定期テストだけでなく日頃の小テストなども活用しながら、日々苦手を見つけて克服することが成績アップのコツです。

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忙しい中学生は、テスト勉強についての悩みを抱えがちになります。悩みを解決し成績を上げるためには、まず中学生の平均勉強時間を参考に、毎日の勉強時間を確保することが大切です。またテスト対策としては、まず目標と計画を立て、それに沿って勉強していきましょう。計画を立てる際は、各教科の性質によって時間配分を考えると効率よく勉強できます。また、できればテスト前だけでなく、日ごろから復習を続けて苦手分野を見つけておくことが大切です。「進研ゼミ中学講座」なら、日々の勉強もテスト対策も効率よく進められます。早いうちから学習習慣をつけ、少しずつ成績を上げていきましょう。

※ここでご紹介している教材・サービスは2022年1月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。

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