
普段の勉強の成果が結果にあらわれるテスト前日は、不安や焦りが大きくなりがちですね。テスト前日に「間に合わない」と焦って知識を詰め込もうとして、上手く結果につながらなかったという人も多いはず。では、テスト前日はどんな過ごし方をして、何を勉強するべきなのでしょうか。今回は、テスト前日の過ごし方や勉強法、睡眠時間についてなど、テスト前日に注目してご紹介します。
テスト前日は何を勉強すべき? 復習に重点を置くのが正解!
人の記憶は反復して学習したことほど、忘れにくくなると言われています。テスト前日は新しい内容を覚えようとするよりも、それまで勉強した範囲の最終チェックのつもりで、翌日のテスト科目の復習に重点を置きましょう。
間違えたところを解き直す
数学や理科などの計算問題の復習に取り組む時は、間違えたところを解き直すのが効果的です。小テストやワークなどを見直して、間違えたところを確認します。解説などを読んでなぜ間違えたのか考えながら解き直しましょう。テスト前日には、解説を読んでも理解できない応用問題などは避け、基礎問題や標準的な問題を中心に取り組むことで確実に得点することにつながるでしょう。
教科書を読み返す
テスト前日の復習には、教科書を読み返すのもおすすめの勉強法です。とくに英語や古文・漢文では、教科書の文章の意味を訳しながら音読するのがおすすめ。視覚と聴覚の2つの感覚を使うことで、記憶に残りやすくなります。全体のストーリーや主旨が理解できているかどうか考えながら、全体を読み直しましょう。読みながら発音や読み方、意味のわからない語句があれば調べることで、暗記項目のチェックにもなります。
暗記項目をチェックする
英単語や英文法、古文の語句や句法、理科・社会の用語などの暗記すべき内容も、前日に復習するのに向いています。すでにご紹介した通り、教科書を読み返すのも復習になりますし、いつも使っている単語帳や用語集があればよく確認しましょう。事前に自分が間違えやすいところや、覚えきれていないところをまとめたノートなどを作っておけると、前日の見直しも楽になります。
テスト前日の睡眠不足はNG!睡眠時間を暗記に活用する方法
テスト前日はついつい夜更かししてしまいがちです。しかし、記憶の定着と睡眠時間には深い関係があり、がんばって勉強した後はしっかり眠ったほうが効率よく身につけることができると言われています。
最近の脳科学の研究では、脳は眠っている間に記憶の整理をしているとされています。睡眠時間を削って暗記しようとしても記憶は整理されず、脳の働きも鈍ってしまい、かえって逆効果に。無理のない範囲で勉強に取り組んだら、しっかり睡眠時間をとることが記憶の定着には効果的だと言われているのです。
では、睡眠時間はどのように活用したらよいのでしょうか。
寝る前の30分は暗記タイムに当てる
寝る前の30分は暗記タイムにぴったり。一度にたくさん覚えようとしても効率が悪いので、毎日寝る前の30分を習慣にするのが理想的です。無理のない範囲で暗記に取り組んだら、あとは眠って脳の働きに任せましょう。
脳の仕組みとして睡眠中に整理された記憶は起きた後、重要度の低いものから忘れていくそうです。勉強した翌朝は、起きてすぐ昨夜の復習をすることでより忘れにくい記憶に。寝る前の30分と翌朝のチェックをセットで習慣にできるとよいですね。
睡眠時間は最低でも6時間は確保する
人の体は、脳や身体の成長に関わる成長ホルモンを夜0時~6時にかけて分泌しているとされています。記憶の整理とともに、体調管理のためにも、テスト前でも最低6時間は睡眠時間を確保しましょう。
テスト前日は体調管理に気をつけた過ごし方を
睡眠不足だったり、風をひいてしまったりしては、せっかく勉強したことも本番で十分に発揮できません。テスト直前は体調管理に気をつけて過ごしましょう。
脳と身体のコンディションを整える基本は、栄養と休息です。朝は決まった時間に起き、バランスのよい食事を心がけ、よく眠れるよう工夫をしましょう。眠る直前に食べたり、コーヒーなどカフェインを含む飲み物を飲んだりすると、質のよい睡眠が妨げられると言われています。反対に、ぬるめのお湯でゆっくり入浴することで寝つきがよくなるそうです。
テスト勉強中の夜食には、果物やアメなど脳のエネルギーとなる糖分が摂取でき、吸収されやすいものがおすすめ。消化に時間のかかる油分の多いスナック菓子や肉類などは、夜食には向いていません。
テスト前日は消化によいものを食べ、ゆっくり入浴して、しっかりと睡眠をとりましょう。体調を万全に整えて、テスト当日を迎えてください。
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テスト前日は間違ったところ、覚えきれていないところを中心に、これまでのテスト勉強の復習に取り組むことが大切です。また、テスト本番に実力を発揮できるよう、無理な一夜漬けは避け、睡眠をしっかりとるなど体調管理に気をつけて過ごしましょう。
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