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高校の定期テスト対策はこれが正解!
失敗しない勉強法で大学合格へ

高校生の定期テストは、中学生の時より範囲が広く、難易度も高くなります。上手に勉強計画が立てられず対策不足になったり、苦手な分野は後回しにしたり……と、テスト対策に苦労されているお子さまも多いのではないでしょうか。しかし、高校の定期テストをしっかり乗り越えることは、大学受験を成功させるために大切なことです。この記事では、高校の定期テストが重要な理由や、定期テストで結果を出すための「三大法則」などをご紹介します。

こんな経験ないですか?定期テスト対策の失敗あるある

高校の定期テスト対策は、その範囲の広さや難易度の高さから、失敗してしまうケースも多く見られます。

・勉強に取り組むまでに時間がかかってしまう
・片っ端から対策しようとして、時間が足りなくなる
・苦手な問題にも取り組むものの、結局わからなくてつまずく

中学の定期テストと比べて、高校の定期テストは出題される問題量が増え、難易度も一気に上がります。中学の時と同じ感覚でテスト対策を行うと、試験前日に「全然間に合っていなかった」と気付くことも。出題範囲の広い高校の定期テストを乗り切るためには、しっかり勉強計画を立ててテスト対策をする必要があります。

「まだ1・2年生だしそこまで頑張らなくても」「大学受験に合格さえすればいい」と感じる方もいるかもしれません。しかし、高校の定期テストの成績は、大学受験にも影響する重要なものなのです。

大学受験にも影響?高校の定期テストが重要な理由

定期テストは学期ごとに実施され、中学~高校の6年間、継続的に行われます。中学ではテスト対策をフォローしていても、高校では「テスト対策は子どもの自主性に任せている」というご家庭も多いのではないでしょうか。しかし、高校の定期テストは中学のときと異なり、大学受験にも影響します。その理由を、以下で具体的に見ていきましょう。

●大学受験に影響する理由

1.共通テストの約8割は高1・高2の範囲から出題されるから

共通テストの内容は難しいものが多いというイメージのお持ちの方もいるかもしれません。しかしその約8割は、高校1~2年生の学習範囲から出題されています。3年生になってから慌てて受験対策を始めるより、1年生のうちから定期テストのタイミングを活かして、コツコツと既習範囲を定着させていくのがおすすめです。

2.学校推薦型選抜の出願条件である成績に影響するから

学校推薦型選抜を目指す場合、出願には一定以上の成績が必要です。出願条件をクリアしても、成績をもとに学内選考が行われます。高校生の成績評価には定期テストの点数が大きくかかわっており、1年生のうちから定期テストでいい点数をとっておくことが、推薦合格への近道といえます。

3.大学入試で重視される「記述力」を育む機会になるから

近年の国公立大学の2次試験(個別学力検査)や、私立大学の一般選抜試験は、記述式で行われることが多くなっています。記述式では、「ただ正答を書けばよい」というわけではなく、「答えを導く過程を正しく記述できるか」も採点の対象となります。こうした状況から、受験対策では「記述力」の養成が重要なポイントとなっているのです。高校の定期テストでは、中学に比べて記述式の割合が増え、大学入試に必要な「記述力」を養うよい機会になっています。

以上3つの理由から、高校の定期テストは大学受験にも影響するといえます。定期テストへの取り組み方を再確認し、しっかりと対策していきましょう。

定期テストで結果を出すための「三大法則」とは

定期テストでいい結果を出すためには、どのような対策をしていけばいいのでしょうか。「しっかりと対策したつもりでも、うまく結果に結びつかなかった」と悩む声も多く聞かれます。こうした場合は、勉強時間を増やすことはもちろん、効率のよい勉強方法を身につけることが大切です。以下で、高校の定期テストを突破するための「三大法則」を見ていきましょう。

●高校の定期テストを突破するための「三大法則」

1.対策期間を3分割して考える「2週間÷3の法則」

高校の定期テストは、2週間前から対策しましょう。そして、2週間の期間を3つの用途に使い分けると効果的です。

テスト2週間前~1週間前 テスト範囲を全体的に見直し、重点的に勉強すべき部分を見極める。
テスト1週間前~3日前 ピックアップした部分を集中的に勉強し、分からないことを減らしていく。
テスト3日前~前日 まだ分からず残っている部分を徹底的に克服しつつ、ほかにやり残したことがあれば最終調整する。

この2週間でいかに計画的・戦略的に学習できるかが、定期テスト攻略への第一歩です。

2.戦略的にテスト勉強をする「キジ・サル・イヌの法則」

「2週間÷3の法則」で3分割した各期間中は、それぞれ「キジ・サル・イヌの法則」を用いて勉強していきます。

テスト2週間前~1週間前 キジの目戦略 テスト範囲全体を見渡し、自分が分からない範囲を見極めましょう。たとえば、教科書のテスト範囲を見直し、覚えていないところやあいまいなところに印をつけておきます。
テスト1週間前~3日前 サルの脚戦略 「キジの目」で見えたポイントを順に復習していき、分かるようになったら素早く次のポイントに映ります。記憶があるうちにポイントを反復して、効率よく覚えていきましょう。
テスト3日前~前日 イヌの鼻戦略 「サルの脚」で何度もつまずいた部分に戻り、どうしてつまづくのか、その原因を分析しましょう。1点でも多くとれるよう、粘り強く勉強していきます。

このように、期間によって戦略を変えることで、効率的なテスト対策が可能になります。

3.緊急トラブル時に冷静に対処する「+リカバリの法則」

これまでのようにしっかり計画を立てても、急なトラブルで計画通りにいかないこともあります。そうしたときのために、事前に対処法を考えておきましょう。こうすることで、急なトラブルがあっても、定期テスト前に慌てる心配がなくなります。

たとえば、体調不良で何日か休んでしまった、苦手分野が多くて計画から遅れてしまった、という場合は、苦手分野は諦めて他の分野で確実に点数を稼ぐようにする……といった要領で、対処法を持っておきます。

このように「三大法則」を活用するなど、お子さまの自主性を大事にしながら、大学受験を見すえた定期テスト対策をサポートしていくとよいでしょう。

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