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【大学受験対策】志望校を決めるタイミングや
スケジュールの立て方、勉強の進め方を紹介

大学受験においては、勉強以外にもやるべきことが数多くあります。例えば志望校や志望学部・学科を決めるのもそのうちのひとつですし、勉強スケジュールを立てるというのも重要な作業のひとつです。
そこで今回は、大学受験対策最初のステップである「志望校を決めるタイミング」や「勉強スケジュールの立て方」、そして「勉強の進め方」についてお話しします。

志望大学・学部を決めることから受験対策はスタートする

最初に受験対策として行うべきことは、「志望大学」と「志望学部」を決めることです。そもそも対策を立てるためには、目標・ゴールが必要です。志望する大学と志望学部は早めに候補を絞っておき、受験までのスケジュールを逆算して立てるとスムーズに勉強が進むでしょう。
ただし、高校入学したばかりの状態で、いきなり「志望大学と志望学部を決める」というのは難しいでしょう。まずは自分自身で進路を決めるための情報収集を積極的に行うことが大切です。

大学受験対策は高1の秋からスタートしよう

大学受験対策は、高1の秋ごろからスタートするとよいでしょう。というのもこの時期には文理選択があり、それによって受験の進め方が変わってくるからです。

たとえば、将来栄養士になりたいと考えていたとします。栄養士になるためには、栄養士の養成課程がある大学に進まなくてはなりません。文系の大学でも、栄養士養成課程があるところもあるでしょうが、理系ほど多くはありません。そのため、もし栄養士を目指すのであれば、理系を選択するのがベターといえるでしょう。

また、学費に関しても考慮する必要があります。国公立大学と私立大学ではかかる学費が大きく異なります。しっかりと情報収集を行い、保護者と相談した上で方向性を定めていきましょう。

高2の秋までが志望大学・学部・受験科目選択のデッドライン目安

高2の秋ごろには、高3で履修する科目の選択があります。大学によっては「この科目では受験できない!」なんてケースもあるので、科目の好き嫌いだけでなく、しっかりと将来を見据えた選択をしておきたいところです。
そのため高2の秋ごろまでに、志望大学と学部、受験科目を明確にしておくとよいでしょう。早めに決めておくことで受験勉強の方向性が決めやすくなり、効率的な受験対策ができるようになります。

大学受験のスケジュールの立て方

大学受験対策で重要なのは、効率的に勉強することです。そのためには、ゴールである「志望校合格」から逆算してスケジュールを立てる必要があります。大まかな受験スケジュールとしては、下記のようになります。

1. 高2の3学期~高3の夏休み終了までに基礎力を身に付け終える
2. 高3の9月~12月で実戦力を養う
3. 1月から本番直前対策を行う

部活動など、勉強以外のスケジュールも考慮しておきましょう。部活も勉強も両立させたいという場合は、どうしても勉強する時間が限られてきます。その場合は高2の3学期からとは言わず、もっと早くから受験対策をしておきたいところです。

入試までの勉強の進め方

入試までの勉強の進め方は次の4つのSTEPで行います。

1. 自分のレベルを把握する
2. 基礎力の強化と既習範囲の復習
3. 志望大学ごとの対策
4. 入試直前は基礎力の強化

では、具体的にどのような方法で進めていくか見ていきましょう。

最初のステップは、大学入学共通テストの過去問で自分のレベルを知ること

まずは自分のレベルをきちんと把握することが大切。自分の弱点を知らないうちに勉強を進めても、効率的な受験対策とはいえません。

自分の弱点を知るために、センター試験(現・大学入学共通テスト)の過去問にチャレンジしてみましょう。センター試験の出題範囲は、高1と高2の学習内容から8割程度が出題されます。基礎レベルの問題が多く、自分の弱点把握がしやすい構成になっていることも特徴です。

また大学入学共通テストをいくつか解いていき、自分が間違えた部分を分析しましょう。分析は
● なぜ間違えたのか?
● 間違えた根本的な原因はなんなのか?
この2つに重点を置いて行います。間違えた根本的な原因を知ることで、強化するべき勉強分野が決まります。

自分の弱点を把握した上で基礎力強化、志望大学ごとの受験対策学習へ進むとよいでしょう。ただし、センター試験と大学入学共通テストでは試験時間や出題範囲が変更されている場合があるため、その点は十分に気を付けて取り組むようにしましょう。

高3の夏休みまでに、基礎力の強化と既習範囲の復習をする

高3の9月には、実戦力を養う段階に進んでおきたいところ。そのため基礎力の強化と既習範囲の復習は、高3の夏休みまでに済ませておきましょう。
既習範囲の復習の具体的な実施方法としては、3つのステップで進めていくとよいでしょう。

1. 全体の見直し
2. 基礎レベルの問題を確実に解けるようになる
3. 苦手の克服

既習範囲の復習は3回。上記のように1回目は全体の見直し、2回目は基礎レベル問題を解けるように…とそれぞれにテーマを持って行います。このステップで勉強をすすめることで、自分の弱点を克服しつつ基礎レベル強化と既習範囲復習を効率的に進めることができます。

9月からは志望大学ごとの対策をスタート

9月からは受験する大学(学科)の過去問を解いて、大学ごとの受験対策を行います。大学受験では6教科30科目の中から受験する科目を選ぶことになります。そのため、志望大学の受験科目をきちんと把握しておくことが重要です。もし自分の苦手分野がまだ残っている場合には、その対策ができる最後のタイミングでもあります。
過去問を解きながら、間違えた部分の分析も忘れずに行っておきましょう。

入試直前は復習をメインにして基礎力を強化

入試直前は、復習をメインにした基礎力強化を行います。入試直前に新しい知識を入れてしまうと、勉強スケジュールが狂ってしまうばかりではなく、あれもこれもやらなければという余裕のない精神状態になってしまうことも考えられます。

入試直前になって根を詰めすぎ、受験に失敗するという話は決して珍しくありません。平常心を失えば、模擬試験や定期テストよりも悪い点数になってしまうこともあるでしょう。だからこそ、入試直前は今までやってきた勉強を見直し、平常心を保つ基礎力強化が重要になるのです。

大学受験対策にピッタリな教材が揃う「進研ゼミ高校講座」

「進研ゼミ高校講座」には、大学受験の対策にピッタリの教材が揃っています。

中でも頼りになるのが、『共通テスト予想問題』。共通テストの予想問題は自分の弱点を知るのにも、時間配分調整の練習にも役立ちます。過去の共通テストを分析・厳選した「進研ゼミ高校講座」の予想問題があれば、大学受験を優位に進められるはずです。

また、志望レベルに合わせた勉強サポートも充実しています。志望大学・学部のレベルに合わせた勉強スケジュールの提案や、自分の弱点克服サポートなど、あらゆる方向から大学受験をサポートしてくれます。

さらにインターネット学習「e-Learning」で「経済産業大臣賞」を獲得したアプリ「AI StLike」では、AIによる個別の苦手分析と対策ができます。学力を効率的に伸ばせる問題をAIが自動で出題してくれるため、何から手を付ければよいかわからないという受験生にはピッタリなのです。
受験対策にさまざまなメリットが詰まった「進研ゼミ高校講座」を一度検討してみてはいかがでしょうか。

大学受験対策は高1の秋ごろからスタートを切ろう

大学受験の対策は、高1の秋ごろからスタートしておくことをおすすめします。大学受験対策最初のステップは、志望大学と学部を決めること。志望大学と学部というゴールを決めてから勉強スケジュールを立てることで効率的な勉強ができます。また受験勉強は、高2の秋ごろから本格的にスタートさせましょう。まずは自分の弱点を知り、弱点を克服しながら基礎力を強化させます。9月からは志望校ごとの対策を行い、入試直前には基礎力の強化に集中しましょう。

「進研ゼミ高校講座」では、効率的な勉強スケジュールの提案や苦手克服の学習など、受験対策にぴったりの教材や仕組みがすべて揃っています。何からはじめたらよいのか迷ったら、ぜひ「進研ゼミ高校講座」をご検討ください。

※ここでご紹介している教材・サービスは2023年7月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。

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