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指定校推薦の面接では、どんな準備をするべき? 質問例や面接の心構えを解説!

指定校推薦を勝ち取り、いよいよ入試が近づいてくるとぶつかるのが、面接に対する不安です。そんな不安を解消し落ち着いて本番を迎えるためには、きちんと準備をすることが欠かせません。そこで今回は、推薦入試(総合型選抜/学校推薦型選抜)の面接でよく出る質問例や面接の心構えなど、面接に向けた準備のコツをご紹介します。

指定校推薦での面接もしっかりと準備することが大切

大学の推薦入試は、従来のAO入試である「総合型選抜」と、高校の校長先生の推薦状が必要な「学校推薦型選抜」に大きく分けられます。学校推薦型選抜はさらに、大学が指定する高校からのみ出願できる「指定校制」と、どの高校からも出願できる「公募制」に分けられます。よく指定校推薦と言われるのは、指定校制の学校推薦型選抜のことですね。

大学の推薦入試(総合型選抜/学校推薦型選抜)では、高校での成績を示す評定(全体の学習成績の状況)が評価されるとともに、思考力や判断力、個性、人物像などをみるために面接が課されることがほとんどです。

面接当日はただでさえ緊張しがちですから、準備不足では自分の思いをしっかりと伝えるのが難しくなってしまいます。当日、落ち着いて面接にのぞむためには、しっかりと準備しておくことが大切です。自分の考えをまとめ、模擬面接にくり返し取り組んで、本番に備えましょう。

面接ではどんなことを問われる? 推薦入試の面接でよく出る質問例

推薦入試(総合型選抜/学校推薦型選抜)の面接で、よく聞かれる内容は、「志望理由」「自己紹介(自己PR)」「入学後にやりたいこと」などです。自分の短所や長所、どうしてこの大学・学部を選んだのか、大学で何をしたいかといったことを自己分析し、考えをまとめるのが面接対策の第一歩。以下のよく聞かれる質問3つを参考に、自分の考えをまとめていき、自分なりの質問と回答の例を整理しておきましょう。

1.なぜこの大学・学部を選びましたか?(志望理由)

志望理由はできるだけ具体的に、自分の将来の夢や大学でやりたいことと、他の大学にはない志望大学・学部の特徴や魅力を整理して話すのがポイント。自己分析とともに、オープンキャンパスに行ったり、学校案内を読んだりして大学の特徴をしっかりつかんでおきましょう。

2.自己PRをしてください。

自己PRをまとめるためには、まず自分の長所や短所を具体的に挙げることから始めましょう。高校でがんばったことや苦労したことなど、できるだけ具体的なエピソードと結びつけられると、面接官に伝わりやすくなります。さらに、大学が求める学生像(アドミッションポリシー)にマッチする部分をアピールできると印象に残る面接になるでしょう。

3.入学後やりたいことは?

大学側は学問を中心とする学生生活に意欲的な学生を求めています。興味のある授業やゼミのほか、サークルなどもチェックして、どんなことを学びたいのか、どんな学生生活を送りたいのかをできるだけ具体的にイメージしましょう。そのうえで、一番がんばりたいことや大学での目標を考え、「なぜやりたいのか」という理由をそえて伝えられるのが理想的です。

指定校推薦を受験する人は…

指定校推薦では高校ごとに毎年一定の枠があることが多いため、進路指導室などに昨年の面接の資料があることもあります。どんな質問をされるのか、担当の先生に相談してみるとより具体的な準備を進めることができるでしょう。

面接ではどんなことに気をつけるべき? 面接の種類とコツ

面接で気をつけたい基本

推薦入試(総合型選抜/学校推薦型選抜)で気をつけたい面接の基本には、以下のようなことが挙げられます。
・服装や髪型など清潔感のある身だしなみを心がける
・あいさつや敬語の使い方を練習しておく
・台本の丸暗記ではなく、対話を心がける

受験生が陥りやすい失敗が、台本を読み上げるように回答してしまうことです。面接で「自分の言葉で語っている」という印象を与えるためにも、用意した解答例を丸暗記して読み上げるのではなく、面接官との対話を意識して受け答えができるように心がけましょう。

答えに詰まったり、想定外の質問に慌てたりしないためにも、模擬面接で実際に声に出して練習することも大切です。担任の先生や進路指導の先生と模擬面接をすることで、客観的な意見を聞くのもよい練習になるでしょう。

面接の種類とそれぞれの注意点

推薦入試(総合型選抜/学校推薦型選抜)には、「個人面接」や「集団面接」などさまざまな形式の面接があります。またコロナ禍の影響でオンライン面接を実施する大学も増えました。続いて、それぞれの形式での注意点をみていきましょう。

個人面接

受験生が一人ずつ部屋に呼ばれる個人面接。受験生一人に対して、面接官は2~3人というケースが一般的です。質問をした面接官と目を合わせながら、他の面接官にも視線を配りましょう。「はい」と答えたりうなずいたりして、全員とコミュニケーションをとることを意識できるのが理想的です。

集団面接

受験生4~6人に対して、面接官2~3人というケースが多くなります。受験生全員に同じ質問をされる場合が多く、順に答えることになりますが、前の人の意見に惑わされず自分の考えをしっかりと伝えられるよう意識しましょう。

オンライン面接

オンライン面接でも、問われることや回答の仕方に違いはありません。ただし、機器や接続に不備がないか、あらかじめ接続テストをしておく必要があります。実際に家族や友達とオンラインでつないでみましょう。例えば、カメラではなく画面に写る相手の顔を見ていると、相手からは視線がずれているように見えてしまいます。画面に写る自分の姿勢や顔の位置、どのくらいのボリュームで話すのがよいのかなども、確認してみてください。

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