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数学が苦手な高校生必見!克服するための勉強方法とは?

数学が苦手な高校生はとても多いと言われています。中には「公式を見るのも嫌い」という高校生もいるでしょう。苦手とまではいかないものの、高校生の教科の中で「苦手意識」が高い科目であることは事実です。
数学への苦手意識を克服するためには、適切な勉強方法で繰り返し学ぶことが効果的です。この記事では苦手な数学を克服するための勉強方法についてご紹介します。

数学が苦手な高校生が多い!その理由とは?

今の高校生は、数学のどのような点を苦手としているのでしょうか?
その答えは、知識の積み上げと勉強方法にあります。

数学は「知識の積み上げ」が重要

数学は「知識の積み上げ」で成り立っている科目といえます。1つの公式を覚えたら、その方程式を応用して次の課題、その次の課題は最初に覚えて公式の応用の応用といった具合に、習ったことをベースにして授業が進む科目です。
学習を進める中で、わからない公式や方程式などがあると、その次以降の問題が理解できなくなってしまいます。わからないまま授業に置いていかれてしまい、定期テストの点数も上がりにくくなってしまうのです。

数学と算数の勉強方法は違う

数学は算数と違い、計算問題をこなす勉強だけをやればいいというものでもありません。高校生の数学に苦手意識を持つ人の多くは、間違ったところや苦手な部分を集中して勉強しているケースがあります。知識の積み上げが重要なのにかかわらず、間違った部分や苦手な部分だけに集中して勉強してしまうと、基礎を理解していないため、また同じような問題で間違えてしまう可能性が高くなります。

一度でもわからないことをそのままにしてしまうと、授業についていけなくなくなるばかりか、どうすれば理解できるようになるかもわからなくなってしまうため、苦手意識を持ってしまうのです。

数学の苦手分野を勉強する場合は、つまずいた問題だけではなく、つまずいた問題の基礎となる部分から順番に勉強して理解することが重要になります。「積み上げが大事」であるため、基礎を理解しないまま公式の暗記や計算問題を行っても、テストの点数が上がらないのです。

高校数学の苦手分野を見つける方法

高校生の数学は基礎が重要です。基礎を理解した上で、自分の苦手とする分野に絞って勉強すれば、効率的に弱点克服につながるでしょう。そこで自分の弱点、苦手分野を見つけるには、

● 定期テスト
● 模擬試験
● 問題集

の振り返りが基本となります。振り返りといっても、すべての分野をチェックする必要はありません。間違えてしまった問題をピックアップして分析するとよいでしょう。
分析で重要なのが、自分が間違えた問題のピックアップと「どうして間違えたかをパターン化」することです。高校生の数学テストで間違えるパターンは次の4つに分けられます。

1. 計算の仕方がわかっていない
2. 計算ミス(ケアレスミス)が多い
3. 定理や公式を知らない
4. 解法がわからない

このように間違えた問題の原因を掴むことで、今後強化していくべき分野、勉強すべき分野がわかります。

高校数学の苦手分野の勉強方法

高校生の数学の苦手分野は2つに分けられます。

● 特定の分野が苦手
● 数学全般が苦手

それぞれで勉強方法が異なります。

高校生の数学の特定分野が苦手な場合

高校生の数学は中学生の数学と違い、「微分・積分」や「数列」など学習内容が複雑で難しくなります。また、「証明」などのようにロジカルな思考が求められる科目もあります。

これらの科目では、問題ごとに定義や定理、公式といった部分が多く使われます。そのため、高校1年生の数学I・数学Aで習う定義や定理、公式を十分に理解しておくことが必要不可欠になります。

勉強する場合は、ただ定義や定理、公式の丸暗記ではなく「なぜその定理が成り立つのか?」を理解することが重要になります。理解して基本レベルの問題に取組み、ほぼ満点を取れるくらいまでできたら標準レベルの問題、最後に定期テストレベルの問題と、順番に難易度を上げて勉強することをおすすめします。

高校生の数学全般が苦手な場合

高校生の数学全般が苦手な場合、まずは中学生の数学から復習しましょう。中学3年次だけではなく、中学1年~3年までの分野がまとまっている参考書や問題集を使います。

高校生の数学は中学生の数学理解が無ければ、定義や定理、公式の理解が難しい科目です。まずは中学生の数学で苦手な部分をピックアップ&分析して、基本問題→標準問題→定期テストレベルの問題と段階を踏んで勉強するとよいでしょう。

定義や定理、公式の勉強と同じように「なぜその計算が成り立つのか?」を考えながら取り組むことで、数学への理解力も高まるでしょう。

どんな問題集を選べばいい?

高校生の数学を勉強する際、どのような問題集を選べばいいか迷っている人もいるでしょう。数学の苦手を克服するためのキーワードは「理解」です。そのため「解説が詳しい問題集」が問題集選びの大前提となります。

特定分野が苦手な場合は、問題集の解説部分をチェックした上で、どれぐらい細かく解説しているかを判断基準にするとよいでしょう。最近では特定分野に特化した問題集も発売されています。解説欄をチェックしながら読みやすい、理解しやすい問題集を選びましょう。

高校生の数学では関数や図形問題も多くなります。そのためグラフや図を使った解説部分も重要な判断基準になります。
どんな問題集であっても、自分のレベルに合ったものを使うことが重要です。

1. 数学全体が苦手なレベル→基礎レベルの問題集
2. 特定分野だけ苦手なレベル→分野別の基本問題集と標準問題集
3. 応用問題が苦手なレベル→標準レベルの問題集

それぞれの問題集はただ解くだけではなく、苦手分野の点数が上がっているかを確認しながら弱点を克服しているかどうかを判断することも大事です。徐々に問題集の難易度を上げていき、テスト対策を行うとよいでしょう。

高校数学を苦手にしないためのポイント

高校生の数学を苦手にしないためには「わからないことをそのままにしないこと」が重要になります。次の3つのポイントを押さえて勉強しましょう。

● なぜそうなるのか?
● どのように考えて解くのか?
● どこで間違えたのか?

「知識の積み上げ」が重要になる高校生の数学においては、わからないことをそのままにしておくと、授業が進むにつれて理解が追いつかなくなってしまいます。だからこそ、勉強中には「なぜそうなるのか?」と「どのように考えて解くのか?」を意識して問題を解いていきましょう。

また、問題を間違えた場合、どこで間違えたのかを理解しておくこことも重要です。「進研ゼミ高校講座」には、AI機能を使用した「苦手克服システム」があります。このAI機能の特長として
・どこで間違えたのかを分析してもらえる
・確実に自分の学力をアップさせられる勉強法を提案してくれる
というものがあります。

自動で弱点を分析してくれる上、弱点克服と学力アップが同時にできるのはAIならではのメリットです。さらに、スキマ時間を使ってスマートフォンで効率よく数学の勉強を進められるシステムも搭載しています。

高校数学の苦手克服サポートは「進研ゼミ高校講座」にお任せ!

自分自身で苦手分野を分析したり、勉強方法を変えたりするのは難しく、時間もかかります。そこで高校数学の苦手を克服したいのであれば、「進研ゼミ高校講座」を活用するのがおすすめです。

AIが現時点での実力に最適な問題を出題&プロ講師が動画で徹底解説

進研ゼミ高校講座のe-Learning「AI StLike」は、AIが苦手部分を分析し、確実に学力を伸ばせる問題を自動で出題してくれます。また、間違えてしまっても理解度に合わせてプロの講師が動画で徹底的に解説してくれるので、確実に理解できるようになります。

6つの「数学スキル」をリアルタイム判定

さらに問題を解いた後は、その結果をもとに数学の問題を解くために必要な6つのスキル(計算力・思考力・分解力・簡単化力・図解力・論証力)があるかをリアルタイムで判定してくれます。どのスキルが不足しているかがわかりやすく、AIの方でもスキルを伸ばす問題を自動で出題してくれるようになるので、着実に数学に必要なスキルを身につけることができるのです。

また毎日の予習復習には、教科書や副教材別に単元ごとの解き方を検索できるアプリ「予習復習 効率UPアプリ」を活用するのがおすすめ。登下校中やスキマ時間中に、予習復習ができて便利です。

このように、知識の積み上げが重要な高校数学の学力アップに重要な機能を詰め込んだ教材が「進研ゼミ高校講座」なのです。

高校数学は知識の積み上げが大事!「進研ゼミ高校講座」で苦手分野を効率的に克服しましょう!

高校生の約9割が教科学習に苦手意識を持っています。中でも数学はおよそ半分となる45.9%が、苦手意識を感じているのです。苦手意識をもってしまう原因は「知識の積み上げができていないから」。わからないことをそのままにしてしまうため、授業についていけなくなり、苦手意識をもってしまうのです。

苦手克服のためには自分自身の苦手とする分野の把握が重要になります。定期テストや模擬試験、問題集の間違った部分を分析すると把握しやすいですが、分析に慣れていなければ苦手把握に時間がかかってしまいます。

「進研ゼミ高校講座」では数学を苦手にしないための3つのポイントである
● なぜそうなるのか?
● どのように考えて解くのか?
● どこで間違えたのか?
を押さえた苦手克服サポートが充実しています。「進研ゼミ高校講座」を活用して、高校数学の苦手を克服していきましょう。

※ここでご紹介している教材・サービスは2022年7月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。

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