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知育玩具とは?年齢別に選ぶ方法について解説

お子さまの成長を楽しくうながしてくれる「知育玩具」。おもちゃ売り場で見かけて、気になっていた方もいるのではないでしょうか。しかし、知育玩具は他のおもちゃとはどう違うのか、どう選べばよいのかなど、わからないこともあるかもしれません。そこでこの記事では、知育玩具の概要や、0~5歳の年齢別の知育玩具の選び方などをご紹介します。

知育玩具とはどんなおもちゃ?選び方は?

知育玩具は普通のおもちゃとは違い、お子さまの知的能力を育てることを目的としています。子どもは遊びながらも、想像力や発想力、思考力といった知的能力を楽しく育むことができるのです。それをうまく助けてくれるのが知育玩具で、具体的には絵本や折り紙、パズルなどが挙げられます。種類の多い知育玩具のなかからお子さまに合ったものを選ぶためには、対象年齢を参考にするのがおすすめです。0歳なら五感を刺激するもの、1歳なら身近なものがテーマになっているものなど、年齢によって適したおもちゃは異なります。以下で、年齢別の知育玩具の選び方を見ていきましょう。

【0歳児】知育玩具の選び方

・「五感」をめいっぱい使った遊びをバランスよくできるもの

0歳児は探求心でいっぱい。そんなお子さまのために、見る、音を鳴らす、触るなど、「五感」をバランスよく使えるおもちゃがおすすめです。また、押す、引っ張る、振るといった動きにさまざまな反応が返ってくるものも、お子さまの探求心を満たせます。

・月齢に合わせて遊びをステップアップできるもの

0歳児は月齢に合わせてできることや興味の対象がどんどん変わっていきます。その変化に合わせて、遊び方をステップアップさせられる知育玩具がよいでしょう。たとえば仕掛けの多い絵本であれば、最初は「見ているだけ」ですが、徐々に「触って遊ぶ」へステップアップできます。

・手にピッタリあったサイズ感や、少しの力でも遊べるもの

まだ言葉での言い聞かせが難しい0歳児のおもちゃは、安全性の高いものにしたいですよね。しっかりにぎれるよう手にぴったり合うサイズ感のものや、少しの力でも簡単に遊べるもの、口の中に入れても安全なものなどがおすすめです。

【1歳児】知育玩具の選び方

・普段から触れている動物・乗り物・食べ物などが題材となったもの

1歳児は、「知っているもの」「見たことがあるもの」を見つけると嬉しくなります。大人が思う「かわいいおもちゃ」より、「知っているもの」「見たことがあるもの」を題材にしたおもちゃの方が、興味を持ってくれるでしょう。たとえば、普段から目にする動物や乗り物、食べ物などを題材にしているおもちゃがおすすめです。

・「見る」「聞く」「触る」など「五感」を刺激できるもの

できることがどんどん増え、好奇心も旺盛な1歳児には、遊びの幅が広がるおもちゃがおすすめです。「見る」「聞く」「触る」など、「五感」を刺激できるものは遊びの幅が広く、飽きずに長く遊べます。また、自分のしたことに反応があるおもちゃや、遊びの種類をかえられるおもちゃも、遊びの幅が広がります。

・手にピッタリあったサイズ感や、少しの力でも遊べるものがおすすめ

1歳児は「できないこと」があると、すぐに飽きてしまいます。しっかりつかんで持てる手に合ったサイズのおもちゃや、少しの力でも十分に遊べるおもちゃがおすすめです。小さいサイズのおもちゃを選ぶ場合は、口の中に入れても安全か、飲みこんでしまわないかなどもしっかりと見極めましょう。

【2歳児】知育玩具の選び方

・頭の中でイメージしたことを手を動かして表現できるもの

2歳児はお子さまの想像力・イメージ力が伸びる時期です。イメージ力を伸ばすためには、遊び方が決まっているおもちゃではなく、積み木や粘土など自由に想像を膨らませられるおもちゃがおすすめです。「家」や「電車」など、頭の中でイメージしたことを表現できるおもちゃだと、お子さまが自由に想像を広げられます。

・簡単なことから徐々にステップアップするもの

「自分でやりたい!」という気持ちが強くなる2歳児ですが、まだまだできることが限られていて、うまくいかないと癇癪を起こしてしまうことも。そうならないよう、最初はお子さまが投げ出さずに遊べるレベルのおもちゃがよいでしょう。そして、できるようになったら少し難しくできるような、難易度に幅があるおもちゃだとより長く遊べます。

・いろいろなテーマに触れられるもの

好きなものに強く興味を持ちやすい2歳児は、「車のおもちゃだけで遊ぶ」など、触れるテーマが偏りがちです。お子さまが好きなもの以外にも興味を持てるよう、さまざまなテーマに触れられるおもちゃがおすすめです。

【3歳児】知育玩具の選び方

・お子さまが真似したくなる登場人物やキャラクターが出てくるもの

3歳児は、周りの人が楽しそうにしていると、ついまねしたくなります。たとえば、定着に時間のかかる「トイレ」や「着替え」などの生活習慣も、好きなアニメの登場人物やキャラクターが楽しそうにやっていると、「自分もできるもん!」と挑戦したくなるでしょう。こうした登場人物やキャラクターが描かれたおもちゃも、おすすめです。

・日常生活で見かけるシーンを再現できる「ごっこ遊び」ができるもの

「ドーナツ屋さんごっこ」「戦いごっこ」など、3歳児は見たことや聞いたことを「ごっこ遊び」で再現できるようになります。お友達とのやり取りも、「ごっこ遊び」の形を取って練習することで、スムーズに身につけられるでしょう。こうしたさまざまな「ごっこ遊び」をサポートするおもちゃもおすすめです。

・挑戦して「できた」ことを実感できるきっかけがあるもの

「できた」ことに反応があると、3歳児は嬉しくなりますますやる気を出してくれます。挑戦してできたら終わり、というおもちゃではなく、お子さまの「できた」に反応があるおもちゃがおすすめです。たとえば、クイズに正解すると音が鳴るおもちゃだと、その音を聞きたくて、お子さまは夢中で遊んでくれます。

【4歳児】知育玩具の選び方

・「お勉強ごっこ体験」ができるもの

4歳児になると、「お勉強」にも興味が出てきます。しかし、いきなり文字ばかりのワークや難しいおもちゃを渡してしまうと、うまくできずに興味を失ってしまうことがあります。まずは「お勉強ごっこ体験」ができるおもちゃから始めてみましょう。たとえば、遊び感覚でひらがなの読みが学べるワークなど、お子さまが楽しく取り組めるものがおすすめです。

・お子さま1人で遊べるようになるもの

楽しい「お勉強ごっこ体験」でも、「これは違うよ」「ここはこうだよ」と保護者の方から声掛けがあると、自由に遊びたい4歳児にはストレスになることも。お子さまが思った通りに遊べるように、最初に説明したらあとはひとりで遊べるような、サポートが少なくてすむおもちゃがおすすめです。

【5歳児】知育玩具の選び方

・問いかけの音声があるなど、お子さまとやりとりができるもの

5歳児になったら、ひとりで自由に遊びたい気持ちが育ってきます。保護者の方がつきっきりにならなくてもいいように、お子さまへの声掛けや働きかけがあるおもちゃがおすすめです。お子さまに問いかける音声が出るおもちゃや、ランダムに問題が出題されるおもちゃであれば、お子さまの興味が続き、ひとりでも集中しやすくなります。

・「勝ち負け」のようにまたやりたくなる仕組みがあるもの

飽きずに長く遊べるよう、ゲームのように勝ち負けがあるおもちゃもおすすめです。勝った時のほめ言葉や負けたときの励ましがあるおもちゃだと、お子さまのやる気も長く続きます。熱中しすぎてお子さまの負担にならないよう、見やすい画面やオートオフ機能がついているおもちゃだと、なおよいでしょう。

成長につながる知育玩具なら「こどもちゃれんじ」がおすすめ

ここまで紹介してきたように、お子さまにはそれぞれの発育に合ったおもちゃを選んであげる必要があります。ですが、「なかなかそんな時間は取れない……」とお困りの方も多いのではないでしょうか。そんな保護者の皆さんにおすすめなのが、「こどもちゃれんじ」が毎月お届けしているエデュトイ(知育玩具)です。ここでは、「こどもちゃれんじ」の3つのおすすめポイントをご紹介します。

・こどもちゃれんじをおすすめする理由①「自分から」の意欲を育む

専門家監修のもと、その年齢ごとの興味・発達に合わせた知育玩具をお届け。市販のおもちゃと異なり毎月テーマが変わるため、さまざまな知育玩具をお送りできます。好きなものがはっきりしてきたお子さまも、自然と幅広いテーマに触れられます。

・こどもちゃれんじをおすすめする理由②ひとりでもわかる!ひとりでもできる!

映像教材や知育玩具の音声ナビ機能で、お子さまの学びをサポート。音声で教えてくれるひらがなパソコンや、歌に合わせたドラム遊びなど、その種類もさまざまです。ひとりで遊べる設計になっているので、自分だけで自由に遊びたいお子さまでも、思う存分遊びを進められます。

・こどもちゃれんじをおすすめする理由③「できた!」が積み上がる

年齢やそのときの「できること」に合わせて、知育玩具の内容もステップアップ。たとえばひらがなの書き方なら、運筆から始まり簡単なひらがなに移行するなど、少しずつレベルアップします。「できた!」という自信が積み上がるので、お子さまのやる気も持続します。

遊びながら学んで、将来にわたって役立つ意欲と自信を育もう

知育玩具は普通のおもちゃとは違い、お子さまの知的能力を育てることを目的としています。絵本や折り紙、パズルなどさまざまな知育玩具がありますが、お子さまの年齢に合わせて選ぶことが大切です。それぞれの年齢により、興味やできることが異なるため、お子さまの好きなおもちゃとも照らし合わせて選んでみましょう。また、お子さまの意欲をはぐくむ知育玩具をお探しなら、「こどもちゃれんじ」がおすすめです。遊びながら学べる知育玩具で、お子さまの今後に役立つ意欲と自信をはぐくみましょう。

※ここでご紹介している教材・サービスは2021年9月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。

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