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何を選んであげたらいい?
幼児向け知育教材の選び方をご紹介!

就学前のお子さまのいる家庭では、少しでもお子さまの成長のきっかけになればと、幼児向けの教材を探している保護者の方も多いのではないでしょうか。中でも、お子さまの知能や能力を伸ばす「知育」に注目した教材が世の中にはたくさんあります。今回は、知育に取り組むときに押さえておきたいポイントや、幼児教材の選び方についてご紹介します。

幼児期の「知育」が大切なワケとは

「知育」とは、思考力や記憶力、判断力、発想力、想像力といった「知的能力」のことを指します。知的能力を育てることで、お子さまの心を豊かに育むことができるのです。

幼児教育で重要視されているのは、「学びに向かう力」。ベネッセホールディングスがおこなった調査「幼児期から小学生の家庭教育調査・縦断調査」では、幼児期に「学びに向かう力」や生活習慣を育んでいることで、小学校低学年に「自分から進んで勉強する」という能動的な学習態度につながることがわかりました。
さらに、小学校高学年になると、言葉の力や思考力にもつながることがわかっているのです。

つまり幼児期に「学びに向かう力」を育むことで、文字・数・思考などの学習、いわゆる認知スキルの向上が期待できます。

幼児の「知育」に取り組むうえで大切な3つのポイント

これまで、幼児期の知育が今後の学習習慣に与える影響についてご紹介しました。
では、どのようなポイントに気をつけて知育に取り組めば良いのでしょうか。
まずは、幼児の知育に取り組むうえで大切なポイントをチェックしておきましょう。

見る・聞く・触る…五感を刺激する

視覚・聴覚・触覚などの五感から得た情報は脳で処理されます。心身ともに大きく成長する乳幼児期に、見る・聞く・触るといった五感を使った体験を積み重ねることは、成長を助けるよい刺激になります。絵本を読み聞かせたり、指先を使って積み木やブロックで遊んだりと、五感を刺激する経験を多く取り入れることが知育でも重要視されています。

身近な題材から学ぶ

大人の会話や家事を真似しようとしたり、散歩の途中で小さな生き物に夢中になったり、小さなお子さまにとっては、身の周りの経験すべてが学びにつながります。最初は上手くできなくても、興味関心のあることは積極的に取り組ませてあげましょう。一緒に洗濯物をたたんだり、料理を手伝ってもらったりすることも、家庭でできる知育の一つです。

興味があるものを選ぶ

個性や好みはお子さまによって大きく異なり、興味を持つ分野もさまざまです。大人から見るとすぐに飽きてしまうように見えても、それはいろいろなことに興味があるから。一つのことだけに絞らず、お子さまが「楽しそう!」「もっとやりたい」と思えるものに積極的に取り組ませてあげましょう。

失敗しない幼児教材の選び方

幼児向けの教材には、絵本・積み木・ブロック・DVD・ワークなどさまざまなものがあり、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。また、小さなお子さまは集中力が続かず、すぐ飽きてしまいがちです。そこで、お子さまのやる気を引き出し、楽しく続けられる教材を選ぶためのポイントをご紹介します。

子どもの発達に合っているか

たとえば、0~1歳ころの赤ちゃんはまだ話せませんが、よく見たり聞いたりして、言葉をたくさん吸収しようとしています。積極的に話しかけたり、絵本を読み聞かせたりすることが知育につながります。

2~3歳ころには、指先を器用に動かせるようになってきますから、ビーズにひもを通す「ひも通し」やパズル・ブロックなど、指先を使う遊びを積極的に取り入れたい時期です。

4~5歳ころになると、言葉もよく理解できるようになり、数字にも興味を持ち始めます。しりとりやなぞなぞなどの言葉遊びや、おはじきを数えるゲームなど、遊びを通して言葉や数に触れる機会を増やすのがおすすめです。

このように、お子さまは一段ずつ階段を上るように成長していきます。幼児向けの教材を選ぶための前提として、発達の段階に合っているかどうかを確認することが大切です。対象年齢が「2~6歳」などと曖昧な表現になっているものは避け、監修者が明記されているものを選びましょう。

達成感が感じられる工夫があるか

お子さまが楽しく続けられるようにするためには、やりがいや達成感があるかどうかが重要です。

上手くできなくても「もう少しでできそうだね」と声をかけたり、「できた!」というときには一緒に喜んであげたりと、親子のコミュニケーションを大切にしましょう。また、ワークなどでは、正解したら花丸をもらえる、1ページ終わるごとにシールを貼るなどの工夫があると、やりがいや達成感を引き出すことにつながります。

集中力が続くような遊びの要素があるか

幼児期には、学びの入り口として遊びの要素があることが集中力を続かせるポイントになります。アニメのような感覚で観られる映像や、ゲーム感覚で学べるアプリ、おもちゃと連動して学べるものを取り入れることで、飽きずに続けることができるでしょう。

子ども一人でも取り組める工夫があるか

お子さまの興味に合っていなかったり、教えてもらわないと使い方がわからなかったりするものでは、お子さまが飽きずに取り組むことはできません。保護者の方がつきっきりにならなくても、一人で楽しく取り組める工夫がされているかどうかも確認しておきたいポイントです。

幼児期に「タブレット教材」を取り入れるべき?

幼児教育でも耳にすることが増えたのがタブレットを使った「デジタル学習」。
小学校でのタブレット導入も増えているため、今から慣れさせておきたい保護者の方も多いのではないでしょうか。しかし、気になるのはタブレット依存や視力への影響です。どのようにタブレットと付き合うべきか、注意点などを把握しておきましょう。
ここでは、タブレットを使ったデジタル学習のメリットや注意点について紹介します。

タブレットを使うメリット

幼児教育にタブレットを使うメリットは大きく分けて3つあります。
① 現実の世界で体験しづらいことに触れられる
② 動画や音声を使って学べるため、知識が定着しやすい
③ お子さまの学習記録をデータとして残すことができる

タブレットを導入する最大のメリットは「デジタルだから体験できること」がたくさんある点。宇宙の姿や海の中、外国に生息する動物たちなど、現実では見ることができない世界を体験できるのが、デジタルのメリットです。

また、動画や音声を使って学べるため、知識が定着しやすいメリットもあります。お子さまが無理なく学べる工夫がされているので、楽しみながら学ぶことができるのです。
さらに、タブレットなら学習記録を残すことができるのもポイント。お子さまの記録として、振り返ってみてはいかがでしょうか。

タブレットを使う際の注意点

幼児教育にタブレットを使う際には、以下の点に注意しましょう。
● 保護者のタブレットを共有する場合:コンテンツを管理し、お子さまへのサポートが必要
● お子さま向けに購入する場合:長時間の使用に気をつける

保護者の方が使っているタブレットを与える場合には、お子さまに影響のないコンテンツを見極め、管理やサポートをしましょう。
お子さま向けにタブレットを購入する場合に注意したいのは「長時間の使用」。お子さまが楽しんで学べる工夫がされているため、気がついたら長時間使用していた、ということも考えられます。

これからデジタル教材は増えていくと考えられるため、幼児期からうまく付き合いながらデジタル社会のリテラシーにつなげたいもの。最近では、年齢に合わせた幼児向けコンテンツも徐々に増えています。まずは親子でルールを決めながら、アナログ体験とバランスを取りつつ、タブレット学習を導入するようにしましょう。

学びはすべて「遊びが入口」!お子さまが楽しんで学べるのは「こどもちゃれんじ」

1か月に1回、幼児向けの教材をお届けする「こどもちゃれんじ」は、お子さまが飽きずに楽しく学ぶことができる工夫が詰まっています。

「こどもちゃれんじ」の学びは、DVDやエデュトイ(知育玩具)、ストーリー仕立てのワークなど、すべて「遊び」が入り口。0歳の赤ちゃんから就学前の6歳まで、発達段階に合わせてステップアップしながら、楽しんで学ぶことができます。

また数や形・言葉や読み書きはもちろん、生活習慣や社会性など幅広いテーマに触れることができるので、まだ興味の方向がわからない小さなお子さまでも、興味の幅を広げられるのも魅力のひとつです。

さらに知育玩具 の音声ナビ機能や映像教材も豊富。DVDのアニメを観て数に興味を持ち、ワークをやってみたいという気持ちを引き出したり、エデュトイ(知育玩具)で遊びながら手指を動かすことで理解を助けたりと、お子さまの個性や興味に合わせて進めることができるので、お子さまがひとりでも取り組みやすい設計になっています。

「こどもちゃれんじ」は、それぞれの年齢の「できること」に合わせてカリキュラムが組まれているため、お子さまの「できた!」が積み上がる仕組み。自分でできたという達成感は、お子さまの自信につながり、さらに学びへの意欲となります。
お子さまに学びへの興味を持って欲しいというご家庭にはぴったりの教材です。

教材選びに迷ったら、遊びながら学びの幅を広げられる「こどもちゃれんじ」がおすすめ

判断力や想像力を育てる知育は、お子さまの知能や能力を伸ばし、心を豊かにするとされ、多くの幼児向け教材に取り入れられています。

幼児向けの教材は、お子さまが興味を持って楽しく学べるもの、発達段階に合っていて自ら取り組めるものなど、知育の考え方を取り入れたものから選ぶのがおすすめです。

幼児向け教材はどれを選べばよいのかと迷っている保護者の方は、遊びを入り口に楽しく学びの幅を広げられる「こどもちゃれんじ」をぜひ試してみてください。

※ここでご紹介している教材・サービスは2021年9月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。

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