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国語の力こそすべての勉強の基礎!幼児期から始めたい学習方法

幼児期からお子さまの学習を始める場合、どの教科から始めればよいのでしょうか。おすすめなのは「国語」です。なぜなら、読み書きの基礎となる国語力は、他の教科の理解も助けるからです。すべての教科の基礎ともいえる国語力を伸ばしておくことで、小学校での授業の理解の支えになるでしょう。この記事では、幼児期に国語力を身につけるメリットや、読み書きの能力を伸ばす「ことば遊び」のアイデアなどをご紹介します。

幼児期に国語力を身につけるメリット

国語力とは、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つの力を支える能力です。国語力を鍛えると、小学校から始まる他の勉強も理解しやすくなり、苦手教科ができにくくなる可能性が高まります。例えば、算数や理科の文章題も、文章を読む力が高ければすぐに内容を理解でき、問題を解くことだけに集中できます。国語力は「すべての勉強の基礎」につながるともいえるかもしれません。

幼児期はまずはひらがなを「読むこと」と「書くこと」から始めましょう

では、国語力を伸ばすには一体何から始めたらよいのでしょうか。幼児期のお子さまなら、まずは親しみやすいひらがなを「読むこと」「書くこと」から始めるのがおすすめです。その際のポイントを以下で見ていきましょう。

・子どもが文字に興味を持つ時期は人それぞれ

国語力の基礎となるひらがなの読み書きですが、必ずしも「早くできた方がいい」というわけではありません。まず、子どもが文字に興味を持つ時期は人それぞれです。しかし読み書きの習熟度は、小学2年生ごろには解消されるという研究結果もあります。お子さまが文字に興味を持ち始める時期を見て、ひらがなの読み書きに挑戦するとよいでしょう。

・文字に親しめる環境を整えておく

お子さまが文字に興味を持ったらすぐ学習に取り組めるよう、文字に親しめる環境を用意しておきましょう。「ひらがなポスター」を部屋に貼っておく、色とりどりの鉛筆や画用紙を用意しておくなど、お子さまが「ひらがなって楽しそう」と思える工夫がおすすめです。

・年齢別に教え方のポイントは異なる

お子さまが文字に興味を持ったら、ひらがなの読み書きをはじめるいいチャンス。ただし、お子さまの年齢によって教え方のポイントは異なります。以下で年齢別のポイントを見ていきましょう。

【2歳以下】
2歳以下のお子さまの場合、読み書きの前に語彙を増やすことが大切です。絵本の読み聞かせをしたり、たくさん話しかけたりすることで、お子さまのなかの「ことば」を増やしましょう。そうして「気持ちを文字で表したい」という気持ちをはぐくむことで、自然と読み書きへの興味も高まります。

【3歳】
3歳のお子さまも、まずは文字への興味をうながすことが大切です。市販のドリルやワークには3歳用のものもありますが、興味がないうちはお子さまのストレスになってしまうことも。園の持ち物やロッカーに書かれた自分の名前、好きな絵本や街の看板にかいてあるひらがななど、親しみやすい文字から興味の糸口を探してみましょう。

【4歳】
4歳になると、お友達との手紙交換などで文字に興味を持つお子さんも増えてくるようです。「ひらがなポスター」を使ったひらがな当てクイズや絵本の音読など、遊びを交えた教え方で、読み書きの楽しさを体験させてあげましょう。

【5歳】
周りの大人やお友達ともコミュニケーションを楽しめるようになる5歳児には、文字で「伝えたい気持ち」を表現させてみましょう。お友達からのお手紙の返事や、おじいちゃん・おばあちゃんへのメッセージカードなど、書くことで気持ちが伝わる楽しさを体験できると、より読み書きへの興味が高まります。

・無理やり教えると逆効果になることも

「読み書きを早く教えたい」と、お子さまが興味を持つ前にドリルや勉強を始めてしまうと、お子さまがストレスを感じて書くこと自体を嫌いになってしまうことも。焦って取り組む必要はないので、まずはお子さまが文字に興味を持ってくれるよう工夫してみましょう。

ひらがなにいっぱい触れられる「ことば遊び」のアイデア

文字に興味を持ってもらうには、ひらがなにたくさん触れられる「ことば遊び」がおすすめです。ここでは、取り組みやすい「ことば遊び」を5つご紹介します。

・「『あ』から始まるものなーんだ?」ゲーム

「あ」や「い」など、指定した文字から始まる言葉を探すゲームです。「か」なら「かえる」や「からす」、「お」なら「おにぎり」や「おなか」などを挙げていきます。

・しりとり

「『あ』から始まるものなーんだ?」ゲームに慣れてきたら、つぎはしりとりを始めてみましょう。最初のうちは最後に「ん」がついてもOKにするなど、簡単なルールで始めると子どもも楽しく遊んでくれます。

・逆さことば遊び

「いるか」の反対は「かるい」、「くるみ」の反対は「みるく」など、逆さことばを答えるゲームです。言葉にしながらひらがなの形もイメージするので、音と形の両方でひらがなを覚えられます。

・かるた遊び

読まれた札に対応する絵札を探し、取っていくゲームです。耳で聞いた言葉を目で探すことができるので、さまざまな感覚を使ってひらがなに触れることができます。

・幼児用のドリルやアプリ、プリント

Web上から無料ダウンロードできる幼児用の国語ドリルやアプリ、プリントもあります。遊びというよりは学習に近い形であるため、遊びの要素を取り入れたものを探したり、お子さまがドリルやアプリに興味を持ってから始めたりする方がよいでしょう。

「こどもちゃれんじ」なら、幼児期のお子さまの発達に合わせた教材をご用意。遊びながら楽しくお子さまの国語力を育てられます。

お子さまの国語力を身につけさせるなら「こどもちゃれんじ」がおすすめ!

「ことば遊びはお手軽だけど、毎回一緒に遊ぶのが大変」「もう少し勉強に近い形でことばに触れさせたい」という方には、「こどもちゃれんじ」がおすすめです。以下で「こどもちゃれんじ」の特長を見ていきましょう。

・無理なく学べる年齢別カリキュラム

「こどもちゃれんじ」では、専門家の監修のもと、年齢に合わせて無理なく学べるカリキュラムをご用意。興味や発達も踏まえた内容になっているため、自然とお子さまのやる気を引き出せます。

・「読む力」:自分で絵本を読むお話も

まずは自分や保護者の方の名前など、身近なものをきっかけに「読むこと」への興味を引き出します。次に、文字が大きく短い文章の絵本を読んでみる、それができたら普通の絵本を読んでみるなど、徐々にお子さまの「読む力」をはぐくんでいきます。

・「書く力」:なぞり書きから文字へとサポート

ハートやうずまきなど、最初はなぞり書きや迷路でお子さまの「書くこと」への興味を引き出します。次に、「い」や「う」などの画数の少ないひらがなを練習し、徐々に「ま」や「よ」など間違いやすいひらがなを練習するなど、段階的に「書く力」をサポートします。

・「気持ちを伝えること」を目標にお子さまの世界を広げる

「こどもちゃれんじ」では「読み書きができるようになること」よりも「気持ちを伝えられるようになること」を重視しています。単なる勉強ではなく、コミュニケーションを目標にひらがなに触れていくため、もじを通してお子さまの世界が広がっていきます。

幼児期は「こどもちゃれんじ」を活用して、遊びながら国語にふれましょう!

幼児期に国語力を身につけると、あらゆる勉強を理解しやすくなり、学習の基礎を固めやすくなります。幼児期に国語力を伸ばしておくなら、ひらがなを「読むこと」「話すこと」から始めるのがおすすめです。具体的には、楽しく遊べる「ことば遊び」から始めてみるとよいでしょう。よりしっかりと国語力を伸ばしたい方には、「こどもちゃれんじ」がおすすめです。遊びながら国語力を伸ばせる工夫が満載なので、気になる方はぜひ検討してみてくださいね。

※ここでご紹介している教材・サービスは2021年3月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。

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