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幼児期から算数を学んだほうがいい?
教え方のポイントや方法をご紹介

小学校にあがると、いよいよ学校での勉強が始まります。さまざまな教科があるなかで、「(お子さまが)特に算数の授業についていけるか心配」「幼児期から算数を学んでおけば、小学校にあがっても、算数に苦手意識を持たずに済むかもしれない」と、感じている保護者の方もいるのではないでしょうか。この記事では、幼児期に算数を学ばせるメリットやその具体的な方法、ポイントなどをご紹介します。

幼児期に算数にふれるメリットとは?

・「小学校の算数」への抵抗がなくなる

小学生になってから始まる算数の授業。せっかくなら苦手意識を持たずに楽しく学んでほしいと感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。そのためにも、幼児期に楽しく算数に触れていれば、抵抗なく小学校の算数に移行しやすいといえるでしょう。たとえば、日々の暮らしの中でも「お箸を1つずつ配る」「1つの食べ物を半分こする」など、「かず」に慣れ親しんでおくことで、算数への抵抗も薄くなるでしょう。

・小学校入学時の算数学習に有利になる可能性がある

日常の中で「かず」に慣れ親しんでおくと、小学校の算数の授業が理解しやすくなる可能性があります。小学校の算数で計算式などが登場すると、抽象度が上がりお子さまの理解が追いつかないこともあります。しかし、普段から「りんごとみかんを2つずつ買う」といった「実体験に紐づいた算数」に触れる体験が多いと、算数の概念が理解しやすくなるでしょう。

・学習する習慣が身につく

幼児期から「かず」に親しんでおけば、小学校で算数の学習習慣をつけるハードルが下がるでしょう。積み木やブロックなどの身近なおもちゃを使うのはもちろん、プリントやアプリなど学習用の道具を使ってみるのもおすすめです。そうすることで学習の型が身につき、小学校に入ってからの家庭学習を習慣づけやすくなるでしょう。

幼児期に算数を学ばせるには、まずは遊びながら「かず」を覚えさせるのがポイント

幼児期のお子さまに算数を好きになってもらうために、具体的には何から始めるとよいのでしょうか。おすすめなのは、遊びの中で算数の基本となる「かず(数字)」が足したり引いたりできる仕組みを覚えていくことです。「かず」の仕組みを知っておけば、小学校の算数の授業も違和感なく受け入れられるでしょう。では、以下で「かず」を覚える時期や方法、ポイントなどを見ていきます。

・遊びの中に「かず」の要素を取り入れてみる

普段の生活や遊びの中に「かず」の要素を取り入れることで、自然に「かず」を覚えることができます。たとえば、「ぬいぐるみを5個並べられるかな?」「黄色いブロックを3つ持ってこれるかな?」など、なるべく同じ種類のおもちゃを並べて数えるよう、声掛けしてみましょう。

数字を理解できるようになったら、次に数字を使った「数字でお片付けゲーム」をしてみるのもおすすめです。おもちゃをしまう箱とおもちゃ、紙とペンを用意して、まず「箱にどのおもちゃを何個しまうのか」を書きます。その紙を箱の前に置き、紙に書かれている通りにお片付けをするゲームです。数がきちんと数えられるか、書かれている通りにしまえているかを、ゲームを通して学ぶことができます。慣れてきたら、先に箱に2つおもちゃを入れておき「5個にするには、いくつしまえばいいかな?」などと足し算・引き算の学習にも応用できます。

・「かず」を数えること(数唱)を楽しんでもらう

ものを数えることを覚えた子どもは、なんでも数えたがるようになります。このように数に興味を示すようになったら、数字を1~10まで確認しながら数えてみましょう。これを「数唱(すうしょう)」と呼びます。たとえば、手作りの数字カードなど、数字の書かれているものを用意しましょう。これを見ながら、「1、2、3……」とお子さまと一緒に数えることで、「かずには『数字』がある」ということを理解できるようになります。数字ごとに絵が増えていくカードを使う、最初は3や5までにしておくなど、少しずつ覚えていくのがおすすめです。お子さまが疲れない程度に楽しく数唱を繰り返し、「数字」の意味や概念を覚えさせましょう。

・数えることに慣れてきたら、「かずのかたまり」を理解する

かずを数えるのが得意になってきたら、「5個のかたまり」「10個のかたまり」など、「かずのかたまり」について教えてあげるのもよいでしょう。幼児期は、同じ5個のおはじきでも「1列に並んでいるかたまりより、ばらばらに置かれたかたまりのほうが、かずが多い」と考えがちです。ばらばらのかたまりを1個ずつ整列させて、「同じ5個だ」とわかるよう繰り返し教えてあげると、「かたまり」の概念が伝わりやすくなります。

・ドリルやプリント、幼児向けアプリを使っても◎

市販の幼児用ドリルやWeb上からダウンロードできるプリント、幼児用のアプリを使って「かず」を学ぶこともできます。お子さまの理解度や学習の進み具合がわかりやすく、学習習慣が身につくのがメリットです。特に「こどもちゃれんじ」なら、お子さまが遊びながら「かず」を学べる工夫がたくさん。幼児期のお子さまの発達に合わせた教材をご用意しています。

このように、子どもが「かず」に親しんで自然と覚えられるよう、遊びや暮らしのなかで「かず」に触れる機会を作ってあげてください。

幼児のお子さまには、遊びながらかずを学べる「こどもちゃれんじ」がおすすめ!

教材を使って「かず」を教えるなら、遊びながら「かず」を学べる「こどもちゃれんじ」がおすすめです。

・お子さまの発達に合わせた「キッズワーク」

「こどもちゃれんじ」のキッズワークなら、各学年ごとの発達に合わせた問題を掲載。市販のワークによくある「3~5歳用」といった幅広い対象年齢ではないので、今のお子さまにぴったりの問題に挑戦できます。また、「数」だけでなく「言語」「時計」といったさまざまなテーマをバランスよく収録。問題にストーリーがあったり、シールや手を動かすしかけがあったりと、遊び感覚で学べる工夫も満載です。

・楽しく学べる人気の知育玩具「かずのドーナツやさん」

お子さまが楽しく学べるよう、「こどもちゃれんじ」では「エデュトイ(知育玩具)」をお届けしています。たとえば年少さん向けには「かずのドーナツやさん」をお届け。2種類のドーナツを作って売る楽しい「ごっこ遊び」を通して、「かず」に対する理解を深められます。紙の上だけで考えるのはまだ難しい年少さんも、ごっこ遊びを通して手を動かしながら遊ぶことで、「多い」「少ない」の違いや、「ものと数の一致」も自然と学べます。
※お届けしている教材は時期や年度により異なります。最新情報はWEBサイトにてご確認ください。

幼児期は「こどもちゃれんじ」を活用して、遊びながら数学を学ばせましょう!

幼児期のお子さまに算数を学ばせると、小学校の算数への抵抗がなくなり学習習慣がつくなど、さまざまなメリットがあります。幼児期に算数を学ばせるなら、まずは遊びながら「かず」を覚えるのがおすすめです。身近なものを使う、遊びながら数えるなどさまざまな方法がありますが、教材を使う場合は「こどもちゃれんじ」がおすすめです。遊びながら楽しく「かず」を学べる工夫がたくさん凝らされているので、お子さまの算数の学びにぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。

※ここでご紹介している教材・サービスは2021年3月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。

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