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4歳の子どもへの勉強の教え方やポイントを解説

保育園や幼稚園では「年中さん」にあたる4歳児。まだまだ子どもではあるものの、小学校入学を数年後に控え、「そろそろ学習の第一歩を…」とお考えの方もいるのではないでしょうか。とはいえ、幼児期には何をどう教えればいいのか、分かりづらいのも事実です。年齢に応じて、適切な方法で学習への一歩をサポートしてあげたいですよね。この記事では、4歳のお子さんに適した学習テーマやその学び方、習い事や学習時のポイントなどをご紹介します。

4歳の子どもへの勉強の教え方

4歳のお子さんが初めて学習に触れるテーマとしては、鉛筆の持ち方や数字の数え方、ひらがなの書き方などが適切です。小学校の入学準備としても、これらのテーマが少しでも身についていると、入学後スムーズに学習を始められます。以下でそれぞれのテーマについて、教え方を見てみましょう。

鉛筆の持ち方

鉛筆の正しい持ち方を教える時は、まず太めの三角鉛筆を用意しましょう。三角鉛筆は六角鉛筆と比べて持ちやすく、親指・人差し指・中指が正しい位置に収まりやすいからです。また、力を入れなくても書きやすいので、鉛筆を使った学習への集中力も続きやすくなります。鉛筆の持ち方を教える時は、正しい持ち方の写真を見せながら教えると効果的です。写真を机の前などよく目につくところに貼っておくのもおすすめ。しっかり持てるようになってきたら、鉛筆でお絵かきさせることで、鉛筆を使うことに慣れていきましょう。

数字の数え方

数字の数え方をお子さんに教えるには、何度も繰り返すことで、少しずつ数の概念を定着させる必要があります。しかし、勉強っぽくひたすら数を数えるだけでは、お子さんは学習に飽きてしまいます。おやつやカレンダーなど、お子さんの身近にあるものを使いながら、楽しく教えていくのが効果的です。たとえば、カレンダーを見せながら数字の発音をうながしてみたり、「お皿の上のクッキーは何枚かな?」とおやつの数を数えさせたりしてみましょう。慣れてきたら、「これを半分にすると何個?」など、簡単な計算を混ぜてみるのもおすすめです。

ひらがなの書き方

ひらがなを教える時も、数字同様、楽しく教えていくことが大切です。まずはひらがなを覚えるために、カルタ遊びや、指定した文字から始まる言葉を探す「頭音集めゲーム」などで遊んでみましょう。特にカルタは、聴覚と視覚を組み合わせて遊べるため、お子さんの五感をより刺激できます。最初は「りんご」「みかん」など単語のカルタを使い、慣れてきたら文章やことわざのカルタにも挑戦してみましょう。頭音集めゲームは、「ひらがな1文字には、1音が対応している」という理解に役立ちます。慣れてきたら「『あ』から始まる3文字の言葉」など、条件を絞ってみるのもおすすめです。ひらがなを覚えたら、そこで初めて書き方を教えてみましょう。最初は自分の名前や家族の名前、好きなものの名前など、身近なものの名前を書いてみるのがおすすめです。少しずつ、楽しく練習していくことで、書けるひらがなが徐々に増えていくでしょう。

4歳から習い事を始めることもおすすめ

家庭学習はもちろん、4歳のお子さんには習い事もおすすめです。社会性が身についてくる4歳児になると、3歳までよりも通える習い事が増えます。以下で、習い事のメリットや選び方を見てみましょう。

習い事を始めるメリット

習い事を始めると、お子さんの興味関心が広がったり、お友達が増えて交友関係が広がったりします。また、集団行動や先生の話を聞く機会も増えるため、小学校である程度必要とされる忍耐力も身につくでしょう。挨拶や返事などの礼儀作法を学びつつ、発表会や試合での達成感を得られるなど、さまざまな面からお子さんの成長をサポートできます。

習い事の選び方

習い事の種類を選ぶときは、お子さんの興味・関心の高いものを選ぶのがおすすめです。興味のあることを楽しく学ぶことで、お子さんの成長もより目覚ましいものになるからです。習い事の種類は、ピアノやサッカー、英会話など、かなり多岐にわたります。文化系・運動系・勉強系などさまざまな習い事を視野に入れつつ、お子さん自身が楽しみながら成長できる習い事を探してみましょう。

4歳の子どもに勉強を教えるときのポイント

4歳のお子さんが家庭学習をする場合、保護者の方の関わり方が非常に重要になってきます。以下で、学習の際のポイントを見ていきましょう。

なかなか勉強できなくても怒らない

お子さんの学習がなかなか進まなくても、頭ごなしに怒らないようにしましょう。なかなか学習に取り組まなかったり、取り組んでいても進み方が遅かったりすると、つい「何でやらないの!」「どうしてできないの!」などと怒ってしまいがちです。しかし、怒られるとお子さんは学習自体にネガティブな印象を持ってしまい、学習を嫌いになってしまう可能性もあります。できないことがあってもそっと見守り、お子さんが困っている様子を見せたら、そっと手伝ってあげるとよいでしょう。

勉強を楽しめるよう工夫する

お子さんが学習を楽しめるよう、遊びを勉強に取り入れる、好きなペースで学ばせるなど、さまざまな工夫をしてみましょう。子どもは遊びの中でもいろいろなことを学んでいきます。いきなりドリルやワークに向かわせるのではなく、絵本を読んで文字を覚えたり、おもちゃの数を数えてみたりと、遊びの中に学習の要素を混ぜてみるのがおすすめです。無理に興味のない勉強を押し付けてしまうと、お子さんは「勉強は楽しくないものだ」と感じ、勉強から距離を置くようになる可能性もあります。決して無理強いはせず、お子さんの興味・関心に合わせて学習を進めていきましょう。

保護者の方も一緒に勉強する

お子さんが学習を始める時は、教材やおもちゃを渡すだけでなく、保護者の方も一緒に学習に付き添ってあげましょう。保護者の方が付き添うことで、お子さんは「一緒に遊んでくれた」と学習を楽しむことができ、徐々に自分から学習に取り組めるようになります。絵本の読み聞かせや数字の読み書きなど、学習内容は簡単なもので構いません。1日に5~10分だけでも付き添ってあげると、お子さんは「学習は楽しいものだ」と思えるようになるでしょう。

4歳の子どもへの学習を始めるならこどもちゃれんじがおすすめ!

4歳のお子さんの学習には、「こどもちゃれんじ」がおすすめです。小学校の学習につながる文字や数をはじめ、社会性や生活習慣など幼児期に適したテーマの教材をお届け。教材は、音声ナビゲートによりひとりで学べる「ひらがななぞりんパッド」や、時計の読みを楽しく学べる「とけいマスター」など、お子さんが興味を持てる工夫がたくさん盛り込まれています。遊びながら学べる教材の数々に、お子さんは「やってみたい!」と自分から挑戦し、「できた!」と自信を持ってくれるでしょう。(※いまお届けしている教材の詳細は、公式Webサイトでご確認ください。)

その意欲と自信から「やりたい!」が広がり、次の挑戦が生まれます。何度も取り組みたくなるしかけで、「自分から挑戦する気持ち」を育てます。お子さんに夢中で挑戦する時間をプレゼントするなら、「こどもちゃれんじ」がおすすめです。

4歳の子どもには楽しみながら勉強を教えましょう

4歳のお子さんに勉強を教えるなら、テーマとしては鉛筆の持ち方や数の数え方などが最適です。社会性が身につくようになる4歳児には、習い事もおすすめ。お子さんの「楽しい」という気持ちを大切に、ゲームをしたり身近なものを使ったりしながら学習できるとよいでしょう。お子さんの学習をサポートするときは、気長に怒らず見守り、一緒に取り組んであげましょう。

そして、4歳児向けの教材をお探しなら「こどもちゃれんじ」がおすすめ。楽しくお子さんの興味・関心を刺激する工夫が、たくさん詰まっています。小学校入学前までに、楽しく学習する習慣を付けてあげましょう。

※ここでご紹介している教材・サービスは2022年1月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。

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