お子さまにぴったりなおもちゃを選びたくても、おもちゃの種類はさまざま。一体どれを選べばよいのか、迷ってしまいますよね。対象年齢が記載されているおもちゃもありますが、年齢に合わせたおもちゃを買っても、お子さまに気に入ってもらえないこともあります。この記事では、1歳のお子さまにとってぴったりなおもちゃを選ぶために、おもちゃの重要性や1歳のお子さまの特徴、おもちゃ選びのコツなどをご紹介します。
おもちゃ選びで失敗した経験は?
お子さま向けのおもちゃ選びは、楽しい反面、選ぶのが難しいものです。1~2歳のお子さまがいる520人のママに聞いたアンケート(※)によると、おもちゃ選びの失敗で一番多いものは「すぐに飽きた」でした。他には、「親の趣味で選んだらよろこばない」「対象年齢に合わせたが遊ばなかった」などの失敗も多く挙げられました。この結果から、「大人の目線でおもちゃを選んでも、子どもに合ったものを選ぶのは難しい」と感じていることがわかります。また「すぐに飽きる」という点から、お子さまの成長とおもちゃ選びには、大きな関係があると予想できます。
お子さまにとっておもちゃが大切な理由
1歳のお子さまにぴったりなおもちゃを選ぶために、まずはお子さまにとって、なぜおもちゃが大切なのかを改めておさえておきましょう。
・好奇心を引き出してくれる
おもちゃは、子どもの好奇心を引き出すように作られています。好奇心を引き出すことは、お子さまの心の成長にも役立つ、大事な働きです。なかでも、知育おもちゃは手先を使って考えるよう設計されているおもちゃが多く、お子さまも夢中になりやすいといえるでしょう。
・集中力が身につく
おもちゃのなかには、遊び方に工夫や想像力が必要な、少し難しいものもあります。こうしたおもちゃに夢中になることで、お子さまの集中力が高まります。文部科学省の「グッド・トイ賞」に選ばれているおもちゃや、何通りも遊び方があるおもちゃなど、少し難しめのおもちゃを選んでみるのもおすすめです。
・観察力が高まる
おもちゃを使って親子で遊んでみることで、親がやっている動作を観察する力が高まります。たとえば保護者の方が先におもちゃを使って遊んでみることで、安全なものかどうか、楽しいものかどうかなどを自分で考えて判断できるようになります。また、最初は見知らぬおもちゃに興味が持てなかったお子さまも、親がおもちゃを使っている様子を観察することで、おもちゃへの興味がわいてくることもあるでしょう。
・日常生活への応用が学びになる
「レストランごっこ」「ドーナツ屋さんごっこ」など、おもちゃを使ったごっこ遊びは、そのまま日常生活に活用できることがあります。たとえば、パンにハムを挟んでサンドイッチを作ったり、ドーナツを買ってお金を渡したり。ごっこ遊びで学んだ動作を日常の中で再現できると、お子さまの世界観が広がり、遊びが学びにつながります。
このように素敵なおもちゃと出会うことは、お子さまの心を豊かにするきっかけになるのです。それでは、素敵なおもちゃを選ぶにあたっておさえておくべきことは何なのでしょうか。
1歳児の発達段階の特徴とは
お子さまのおもちゃを選ぶにあたって大切なことは、1歳児の子どもの特徴を押さえておくことです。1歳児の子どもが好きなものが何かを把握し、お子さまにぴったりなおもちゃを選びましょう。
●1歳児の特徴
・自我が芽生え始め、好き嫌いが出始める
お子さまのなかに自我が芽生え始め、「好き嫌い」が見られるようになります。おもちゃについても好き嫌いが出始めるため、大人が気に入ったおもちゃを渡しても、お子さまが気に入らなければ遊ばないこともあります。
・チャレンジ精神が旺盛になり、行動もどんどん活発になる
歩き始めの時期でもある1歳は、チャレンジ精神が旺盛になり、行動も活発になっていきます。少し前まではできなかったことがどんどんできるようになるので、新しいものに興味を示したり、挑戦したりしようとすることも。
・成長が著しいため、ワンパターンでは飽きてしまう
成長の早さにともない、ものへの興味が移り変わりやすくなっています。ワンパターンなおもちゃを選んでしまうと、すぐに飽きてしまうことも。この時期のお子さまは好奇心でいっぱいなので、いろいろなおもちゃに興味を持つようになります。
・なんでも手にとって口に入れたり投げたり動きを予測しづらい
1歳児の行動は活発なので、なんでも手にとって口に入れたり、投げたりします。しかし、力のコントロールはまだ苦手。おもちゃを乱暴に扱うこともあるので、誤飲したりけがをしたりしないよう、おもちゃ選びにも注意が必要です。
・「つもり遊び」や「見立て遊び」を始める
「ごっこ遊び」の始まりである、「見立て遊び」や「つもり遊び」。おもちゃを耳に当てて電話のふりをするなど、大人のまねをし始めます。おもちゃだけでなくコップや携帯電話など、身近なものを使ってイメージしながら遊ぶこともあります。
1歳児に最適なおもちゃ選びのコツ
では、1歳児にぴったりなおもちゃはどのように選べばよいのでしょうか。1歳児の特徴を踏まえつつ、以下で見ていきましょう。
1.「好き」を追求できるもの
好き嫌いの概念が出てくる1歳児は、「知っているもの」「見たことがあるもの」を見つけると嬉しくなります。そのため、普段から触れている身近なものを題材にしたおもちゃがおすすめです。たとえば、電話やお化粧道具、食べ物や動物などがよいでしょう。
2.長く遊べて、好奇心を刺激するもの
1歳児の成長の早さに合わせ、ワンパターンではなく飽きずに遊べるおもちゃがおすすめです。たとえば、自分のしたことに対する反応があるもの、遊びの種類を変えられるもの、五感を刺激できるものなどを選ぶとよいでしょう。
3.指先の発達を促すもの
指先を器用に動かせるようになる1歳児には、小さな手にぴったり合うサイズ感のものがおすすめ。できないことがあると飽きてしまうため、大きすぎず少しの力で遊べるものもよいでしょう。また、動きを予測しづらい1歳児のために、口の中に入れても安全な大きさ・素材かどうかも確認しておきましょう。
4.音が出るもの
1歳児は耳も発達してくるため、音楽にも興味を持ち始めます。小さいピアノや木琴など、自分で叩いたり弾いたりして音が出るおもちゃがおすすめです。また、いろんな音や音楽に触れられる、歌の出る絵本もよいでしょう。
このように、おもちゃはお子さまの成長と興味に合わせたものを用意してあげることが大切です。
お子さまの成長にぴったりなおもちゃで学べる「こどもちゃれんじ」がおすすめ!
お子さまの成長に合ったおもちゃ選びに悩んだら、「こどもちゃれんじ」がおすすめです。1歳児のお子さまに合った知育玩具で、お子さまに「成長」をお届けします。
・「自分から」の意欲を育む
専門家の監修をもとに、その年齢ごとの興味・発達に合わせた設計の教材をお届け。保護者の方が選ぶ手間なく、幅広い教材をお送りします。毎月テーマが変わるので、飽きやすい1歳児のお子さまのやる気も、自然に引き出せます。
・ひとりでもどんどん遊べる
教材の音声ナビ機能や、映像教材でお子さまの学びをサポート。歌に合わせたドラム遊びや、フライパンで焼ける音がでるごっこ遊びなど、その種類もさまざまです。保護者の方がつきっきりでなくても、ひとりでどんどん遊びを進められます。
・「できた!」が積み上がる
そのときどきの「できること」に合わせて、教材の内容も簡単なものから難しいものへステップアップ。少しずつ「できた!」という自信が積み上がり、お子さまの好奇心を加速させます。
毎月さまざまなテーマで夢中になれる「こどもちゃれんじ」でお子さまの興味を育てましょう
1歳児のおもちゃ選びの失敗で一番多い理由は、「すぐに飽きた」です。これには、実はお子さまの成長が深く関係しています。お子さまにぴったりのおもちゃを選ぶには、お子さまの年齢と興味に合ったおもちゃを選ぶことが重要です。「こどもちゃれんじ」なら、年齢別の教材で、お子さまが夢中になれる仕組みがたくさん。ぜひ「こどもちゃれんじ」でお子さまの興味・関心を育ててみてはいかがでしょうか。
※ここでご紹介している教材・サービスは2021年10月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。