「気に入ってくれるかな?」「喜ぶかな?」とお子さまを思いながらのおもちゃ選びは、楽しいものですよね。しかし、せっかく選んだおもちゃなのに、お子さまには気に入ってもらえないことも。せっかくなら、お子さまが気に入って長く遊んでくれるおもちゃを選びたいですよね。この記事では、おもちゃ選びの失敗の傾向やおもちゃの大切さ、2歳児の特徴や2歳児に合ったおもちゃ選びのポイントなどをご紹介します。
おもちゃ選びで最も多かった失敗は「すぐに飽きた」
お子さまのためにたくさん悩んで買ったおもちゃ、気に入ってもらえなかったことはありませんか?1~2歳のお子さまがいる520人の女性に実施したアンケート(※)によると、おもちゃ選びで一番多かった失敗は、「すぐに飽きた」でした。お子さまのためのおもちゃ選びに苦戦している保護者の方が多いことがわかります。
※2010年8月実施。<こどもちゃれんじ>調べ。おもちゃが2歳のお子さまにとって大切な理由とは
2歳のお子さまにどんなおもちゃを選んであげればよいかを考える前に、お子さまにとっておもちゃが大切な理由を知っておきましょう。
・2歳のお子さまの好奇心を育ててくれるから
おもちゃは2歳のお子さまを楽しませるだけではなく、いろいろなものに「なんだろう?」「楽しそう!」と興味を持つように作られています。特に「知育玩具」と呼ばれるおもちゃは、手先を使って考えたり、何通りもの遊び方ができたりするように設計されているため、おもちゃ選びに迷っている保護者の方は「知育玩具」かどうかに注目しておもちゃを選んでみてもよいかもしれません。
・2歳のお子さまの日常生活に活かせる体験ができるから
お金を払ったり野菜を切ったりなどの日常生活で必要となる動作は、おもちゃを使ったごっこ遊びで体験できることもあります。また、おもちゃを使いごっこ遊びをたくさんすることによって、実際のお買い物や家事のお手伝いにも、興味を持ってくれやすくなるでしょう。
2歳児の発達段階の特徴とは
2歳児に合うおもちゃを選ぶためには、その発達段階の特徴を知っておくことが重要です。以下で2歳児の発達段階の特徴を見てみましょう。
・再現したり、イメージできるようになる
2歳児になると、過去に見たことを自分なりに再現できるようになります。また、目の前にないものを思い浮かべたり、イメージしたりできるように。体の成長はもちろん、頭の中でも劇的な成長が起こっている時期です。
・何でも自分でやりたがる
2歳児のお子さまは好奇心旺盛で、なんでも自分で挑戦したくなる時期です。しかし、なかなか思い通りにいかず、おもちゃを放り出したりすることも。「やってみたい」という気持ちに体の成長が追いつかず、癇癪を起こしてしまう時期でもあります。
・「好きなモノ・コト」がはっきりしてくる
「好きなモノ・コト」が明確になってくる2歳児は、好きなものだけで遊びがちです。この時期のお子さまにおもちゃを選ばせると、しっかり好きなおもちゃを選んでくれますが、好きなものだけに偏ってしまい遊びの幅が狭まる、というデメリットもあります。
・基礎的な運動機能が育つ
握る、探す、ねじるなど、基礎的な運動能力が育ってくる2歳児。ものを紙や布で包む、歌ったり手遊びしたりするなど、かなりさまざまな動作ができるようになります。スプーンなどの道具を使えるようになったり、手を使わずに階段を上り下りできるようになったりと、遊び方の可能性も広がります。
2歳児にぴったりなおもちゃ選びのコツ
これまで見てきたように、2歳児は好きなものに集中する反面、難しすぎるものには飽きてしまうため、おもちゃ選びが難しくなってきます。発達段階に合わせておもちゃを選ぶには、どんなポイントを押さえればよいのでしょうか。以下で2歳児のお子さまに合わせたおもちゃを選ぶコツをご紹介します。
1.想像力を広げられるもの
想像力が豊かになる2歳児は、イメージする力が伸びる時期です。遊び方の決まっている単調なおもちゃではなく、自由度の高い積み木や粘土など、イメージしたものを具現化できるおもちゃを選んであげましょう。
2.簡単なことから徐々にステップアップできるもの
好奇心旺盛でなんでも自分でやりたがる反面、できることが限られてしまう2歳児。お子さまが途中で投げ出してしまわないよう、難易度に幅のあるおもちゃや、簡単なことから段階を踏んでステップアップできるおもちゃを選びましょう。
3.幅広いテーマに触れることができるもの
好きなことだけに集中してしまいがちな2歳児ですが、他のことにも興味が持てるよう、幅広いテーマに触れられるおもちゃもおすすめです。例えば車好きのお子さまにブロックをあげてみるなど、さまざまなテーマに触れさせることで、お子さまの好奇心の幅を広げましょう。
4.達成感が感じられるもの
お子さまの成功体験を積み上げるために、達成感が得られるおもちゃを選ぶのもよいでしょう。色分けやヒモ通し、パズルなどがおすすめです。お子さまが苦戦しているときは優しくヒントを与え、できたときはしっかり褒めてあげると、お子さまもますますやる気を出して遊びを楽しめます。
5.ごっこ遊びができるもの
おままごとや戦いごっこなど、2歳児になると「ごっこ遊び」に興味を持つお子さまも出てきます。ごっこ遊びができるぬいぐるみや人形、おままごとセットなどもおすすめです。大人のまねを取り入れたごっこ遊びは、お子さまの想像力や考える力を養うといわれています。
6.手先を動かして遊べるもの
子どものできることを増やし、「できない!」というかんしゃくを抑えるためには、お子さまが手先を動かして遊べるものがおすすめです。クレヨンや積み木、楽器など、安全に遊べて大きめなものが望ましいでしょう。
このようなポイントを参考に、お子さまの興味や成長に合わせて、おもちゃを選んでみましょう。
お子さまの成長に合わせた教材が毎月届く「こどもちゃれんじ」がおすすめ!
とはいえ、その都度お子さまに合ったおもちゃを探すのは大変ですよね。そんな方には、毎月お子さまの成長に合わせた教材が届く、「こどもちゃれんじ」がおすすめ。
・「自分から」の意欲を育む
その年齢ごとの興味・発達に合わせた教材は、専門家の監修をもとに設計されています。市販のおもちゃと違い毎月テーマが変わるため、幅広い教材をお送りできるので、2歳児のお子さまも飽きずに続けられます。
・ひとりでもわかる!できる!
映像教材や教材の音声ナビ機能で、お子さまの学びをサポート。フライパンからリアルに焼ける音がでるごっこ遊びや、歌に合わせたドラム遊びなど、その種類もさまざまです。ひとりで遊べる設計になっているので、保護者の方がつきっきりでなくても、楽しく遊びを進められます。
・「できた!」が積み上がる
年齢や成長度合いなど、そのときの「できること」に合わせて、教材の内容もステップアップ。簡単なものから難しいものへと少しずつレベルアップするので、「できた!」という自信が積み上がり、お子さまのやる気も持続します。
・「エデュトイ」で楽しく生活習慣づくり
お子さまが嫌がりがちな仕上げ磨きやトイトレも、「こどもちゃれんじ」のエデュトイ(知育玩具)なら遊びながら楽しく習慣化。2歳児の発達に合わせたプログラムでお届けするので、無理なく楽しく生活習慣作りができます。
夢中になれるしくみがいっぱいの「こどもちゃれんじ」でお子さまの想像力を育てましょう
お子さまのおもちゃ選びの失敗は「すぐに飽きる」が原因になることが最も多く、このことから、お子さまの成長とおもちゃ選びには深い関係があると分かります。2歳児のお子さまにぴったりのおもちゃを選ぶには、おもちゃの大切さや2歳児の発達の特徴を押さえることが大切です。おもちゃ選びのコツを押さえ、お子さまの成長に合わせたおもちゃを用意してあげましょう。おもちゃ選びが難しいという方には、毎月楽しみながら学べる教材が届く「こどもちゃれんじ」がおすすめです。工夫いっぱいのおもちゃで、お子さまの想像力を育ててみませんか?
※ここでご紹介している教材・サービスは2021年10月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。