小学校では明確な順位がつかない、学校でのテスト。しかし学習の基礎作りとして、小学生のうちからしっかりとテストに取り組みたいものです。特に、毎回のテストの見直しや、勉強しやすい環境づくりは、日々の学習において大切です。この記事では、小学生のテストの見直し方法や集中できる学習環境をご紹介します。
小学生の勉強もテストの見直しが大切!
テストには重要ポイントが詰まってる
再確認することでつまずきを解消
小学生のうちからしっかりテストの見直しができるお子さんは、なかなか少ないかもしれません。しかし小学校のテストには、その範囲の重要なポイントがつまっています。都度見直してつまずきを解消するだけで、学習内容に対するお子さんの理解はかなり進むでしょう。学校で見直しの時間があっても、「間違った問題に正解を書き加えたから終わり!」とあまり見直せていないことも。家庭でしっかりと見直し、理解度アップのチャンスを逃さないようにしましょう。
「見直してよかった!」という経験をたくさん積ませてあげる
お子さんに「見直してよかった!」という経験を何度も積ませてあげることで、自分でもしっかりと理解度を意識しながら見直しができるようになります。小学生の子どもは「テストは解いたら終わり」という意識が強く、間違った問題を見直すことの必要性を伝えても、納得しづらいのが実情です。見直しの必要性を理解してもらうためには、「見直してよかった!」という経験を積ませてあげることで、見直しのメリットを実感してもらうことが必要です。見直しの後すぐに類題に取り組んでもらい、解けたら「しっかり見直しをしたから解けたね!えらいね!」「次は100点を取れるかもしれないね!」など、見直しの効果を強調しつつ褒めてあげましょう。
間違えた問題を音読することで、問題文をきちんと読むようになる
小学生の場合、テストで間違える原因のひとつに「問題文をきちんと読んでいない」というパターンがあります。「進研ゼミ小学講座」の赤ペン先生によると、「問題文さえきちんと読んでいればできた」という間違いは、全体の5割以上にも及ぶそうです。このパターンの間違いは、見直しをすることでかなり改善されます。見直しの際は問題文を声に出して読むと、お子さん自身が「読み間違い」「読み落とし」に気付きます。同時に、お子さん自身が見直しの重要性を理解しやすいといえます。
正解した問題も、解いたプロセスを説明してみる
正解した問題でも、「たまたま解けた」というだけで理解はできていない、というパターンがあります。正解した問題も含め、「どう考えて解いたか」を説明してみましょう。もし説明があいまいな場合は、問題を解き直してしっかりと理解し、つまずきの芽を摘んでおくことが大切です。解き直しだけでは足りない場合は、類題を解いたり、時間をあけて忘れたころにもう一度解き直したりするのがおすすめ。
学力を伸ばすには家庭での学習環境と習慣化が大切
成績アップを目指すためには、集中できる環境づくりと、見直しを含めた効果的な学習を習慣づけるのが重要です。
勉強に集中できる家庭での環境づくり
テレビやスマートフォン、ゲームにお菓子など、家には勉強を中断させる誘惑がたくさんあります。勉強時間を確保していたとしても、「テレビを見ながら」「他のことを考えながら」では、学習内容が頭に入っていないことも。「勉強中はテレビを消す」「人目のあるリビングで勉強する」など、お子さんが勉強にしっかり集中できるような環境を作ってみましょう。
苦手分野を放置しない
家庭での学習やテストの見直しの際、つい苦手分野だけを後回しにしてしまうことはありませんか? 苦手分野を放置すると、授業が進むにつれて理解が追いつかなくなり、ますます苦手になってしまいます。また、「割り算が苦手なだけで足し算や引き算はできる」という場合でも、どの単元が苦手なのかはっきり把握できていないと「算数全体が苦手」と誤解してしまうことも。少しずつでも苦手科目に向き合い、どの単元が苦手なのかしっかりと把握しましょう。
苦手分野の見直しなら進研ゼミ小学講座「チャレンジタッチ」がおすすめ
お子さんの家庭学習に通信学習を利用するなら、「進研ゼミ小学講座」がおすすめです。学習用タブレットの「チャレンジタッチ」を活用した本講座は、メリットがたくさん。以下でそのメリットを見ていきましょう。
・専用タブレット1台で勉強できる
専用タブレットである「チャレンジタッチ」は、お子さんの学習状況を把握・分析し、一人ひとりに合わせた学習内容を提案します。「チャレンジタッチ」ひとつで、赤ペン先生の個別指導や、オンラインライブ授業も受講可能。学習量も充分に確保できます。
・苦手分野の復習もバッチリ
間違えた問題をそのままにせず、とき直しをさせる機能や、お子さまのトクイ・ニガテがわかり、ニガテに応じた個別のドリルを配信する実力診断テストなどもあるので、しっかりと復習ができます。
おこさまひとりで見直しができる「チャレンジタッチ」で学力アップを目指そう
「チャレンジタッチ」なら、おこさまひとりで、どんどん取り組めるので、おうちのかたのサポートは不要。「学習の提案」から「指導・解説」、「丸つけ」、「とき直し」まで、すべてできるので、ニガテもしっかりとつぶすことができ、力を伸ばせます。さらに、楽しく学習ができる仕組みが満載なので、学習習慣もつきます。
※ここでご紹介している教材・サービスは2022年1月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。
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