―伊東くん、ありがとうございました!
だんだん集中力が途切れてくると、意欲に差がでてきましたね。だからその中で、どう議論を進めるか役割分担を常に考えながら、協力していきました。しかしまじめな人が多かったので、むしろ私はみんなの話を聞きながら、これをやればいいのかな?ってついていく側でした。
2020年の教育改革に向けて、進研ゼミでどういう商品を提案したらいいか、という課題でした。どこから収入を得るのか、という点まで厳密に考えました。ただ、2020年の教育改革自体もそもそも曖昧だったので、仮説を考える必要もありました。こうなるだろう、もしこうなった時はこういうのがいいだろうと、とにかく自分たちで仮説を考えて、筋が通っている班がよかったのだと思います。自分たちの班はそれに気付くことができず、「教育改革って曖昧だな」「だからできること少なくない?」というふうにになって、提案もだいぶ薄いものになってしまったので悔しいです。
そんなことはなかったです!やっぱり大手だからレベルが高そうとか、自分よりもいろいろ知っている人が来るかもしれないと思うと不安でした。それに教育に関しての知識が全くなかったし事前課題があったのも焦りましたね。あとは、初めての泊まり込みだったということ。5日間とかのインターンは今までもありましたが泊まり込みというのははじめてでしたね。
その頃は人材も見ていたんです。人材って就職に関わる方で、要するにステップ的には上の方じゃないですか。人材とも悩んでいたのもあって、いちばん近いところの高校生を見たいっていうのはありましたね。教育業界から見るキャリア教育と、人材業界から見るそのキャリアってどんな違いがあるんだろうっていう考えがあったので高校生教育事業を選びました。
Business Plan Seminarの高校生教育事業に参加しました。昔から教材がすごく好きで、数学や物理の参考書はもはや友達でした(笑)先生とかって会えるときが限られるけど、参考書はいつでも見れる。それで参考書に興味があったので、進研ゼミのほうに参加しました。
もともと、理系だからどうっていう就職はしようと思っていなくて、本当に何になろうか決まっていませんでした。高校生の時に興味があったのは教師だったのですが、大学1年の時に教職課程が大変ですぐ諦めたんです。もともと教師を目指していたのと、理系で学んだことが少しでも伝えられる仕事として、教育だったらストレートにできるじゃん!と思ってベネッセのインターンに参加しました。
事前準備があったことですね。やっぱり、いきなり来てから課題を伝えられるのと、その前から伝えられているのでは、2日間の効率がまったく違うと感じました。他に事前に課題を教えてくれたところは1つもなかったので、そこが他のインターンとの違いだと思います。内容が濃いなって思ったのはベネッセがずば抜けていました。その代わり疲れたし、一晩中だったのはきつかったです(笑)
メンバーで集まって飲むとかもありましたね。インターン後にも。当時のメンターの方も来てくれたんですよ!それにいまだに関係が続いていて、ついこの間もLINEでやり取りをしました!
やっぱり、自分の意見を言う人が多かったので、意見を聞く姿勢を持つことがすごく大切に感じられました。よく意見を言ってた人がつまったときに、私が少し「なにか言いたいことあるんじゃないの?」と聞こうとするだけで、その人がまた発言するようになったんです。実際自分だったらどういったときに話したくなるか、というような、相手の立場に立つスキルが身に付きましたね。
あとは社員さんからのフィードバックの際に、傾聴しすぎるあまり周りの意見に流されてしまう場面があったと指摘されました。流されないようにするために大切なのは、自分の意見に根拠をしっかり確立させておくこと。やっぱり根拠がないまま意見を持ってても流されていくだけなので、どんなことにも理由や根拠や原因を持っておくことの大切さを学びました。傾聴が大切だからこそ、自分の意見をしっかりと持たなければならないと気が付いたのも成長かもしれません!
―ベネッセのインターンに参加したきっかけはなんですか?
―参考書はいつでも見れるっていうのは確かに納得ですね!その中でもなぜ高校生教育事業を選んだんですか?
―泊まり込みのインターンは初めてで、不安な人も多いですよね。そんなインターンではどんな課題に取り組んだのですか?
―たくさんのことができる課題だからこそ、しっかりと定義づけをしていくことが大切なんですね!
―なるほど。そんな濃密なインターンにおいて、チームのメンバーとの関わりはどのようなものですか?
―ちなみにインターンが終わった今でも仲はいいのですか?
―ではそんなに仲の良いメンバーに恵まれて、とても濃い2日間だったと思いますが、そんなインターンに参加して、成長したなと思う点があれば教えてください。
―そこまで気持ちが固まっていたということは、インターンに申し込む際に不安はあまり感じなかったのではないですか?
―大学で学んだ知識を活かしたいって考えていたんですね!では、ベネッセのどのインターンに参加したのですか?