株式会社システムベースは、クラウドサービス・データ処理サービスの提供と、ソフトウェア設計・開発・保守を行う総合情報サービス企業です。プログラマー・システムエンジニアなどの技術職および営業職の社員を対象とし、Udemy Businessの活用を通して自ら成長する社員の育成に取り組んでいます。
今回は活用促進を担当されている営業統括担当者の方に加え、実際にUdemy Businessの学びを実務にいかしている技術職の小林さん・上野さんに、学ぶ環境の整備によって訪れた社内の変化や、自走して学ぶ社員を増やすために実践していることついて伺いました。
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コロナ禍で教育体制が停滞。最新の知識が必要なIT業界で“学び続ける組織”になるため、仕組みを再構築
業務系アプリケーションの開発・販売を中心に、自治体・製造業・医療機関など幅広く法人向けのソリューションを提供するシステムベース。社員のおよそ3分の2をプログラマーやシステムエンジニアといった技術職が占め、顧客に高い価値を提供するため、創業当時から社員の育成にはとりわけ力を注いできました。
しかし2020年以降、コロナ禍によって集合研修の開催が制限され、外部の研修への参加も難しくなったことで、教育体制が停滞する事態となりました。当時について次のように振り返ります。
「対面型の研修の実施が難しくなり、社員教育をどう継続するかが課題となっていました。技術革新のスピードが速いIT業界においては、常に新しい知識を吸収しなければお客様に十分な価値を提供できません。学びの仕組みを再構築し、組織全体の成長を前に進める手だてが必要な状況でした」
そんななか、関連会社から紹介を受けたのがUdemy Businessでした。プログラミングやDX、AIといった最先端分野を網羅しており、IT関連の講座が豊富であること、そして社員自身が必要な学びを見つけて自学自習できる点に魅力を感じ、導入を決めました。2023年に全社展開を開始し、現在はシステムエンジニアなどの技術職と営業職の社員がUdemy Businessによる学びに取り組んでいます。

学びの可視化と、社内掲示板での活用促進が自発的な学習文化を育む
システムベースではUdemy Business導入後、社員が自発的に学べる環境を整備しました。報告書の提出を条件に業務時間内での受講も可能とし、業務時間外も自宅などから自由にアクセスして学べるなど、業務と学びを両立しやすい体制を取っています。
受講者の上野さんは「業務時間内に受講した講座について、学習内容をまとめた報告書を提出することで、学びを振り返る習慣ができました。内容への理解がより深まり、自分がどのような知識を習得したのかが整理できるようになったと感じます」と学習報告書のメリットを実感しています。
また、社内のスキルアップ委員会(技術的な勉強の促進を行う委員会)では、社内掲示板を活用したUdemy Business学習促進に取り組んでいます。月ごとに学習時間の上位10名をランキング形式で掲示し、どの講座が人気なのか、誰が積極的に学んでいるのかを可視化して、刺激を受ける社員が増えることを狙いとしています。

ITスキルも、ソフトスキルも。Udemy Businessが社員の“自走力”につながっている
導入からおよそ3年経ち、Udemy Businessは自走する学びの土台として定着しています。特に、業務で必要な新しい技術に直面した際に「まずUdemyで調べてみよう」という行動が自然と選択できるようになりました。
受講者の小林さんは、新しいプログラミング言語に触れる際にUdemy Businessを活用しており、その利便性を次のように説明します。
「業務で初めて使う言語が出てきたとき、Udemy Businessで初心者向けの講座を検索して受講しました。内容が体系的にまとめられていて、とても効率的に学べます。いまでは、何かを学びたいと思ったら最初にUdemy Businessで探すのが習慣になりました」(小林さん)

上野さんは、ITスキルに加えて後輩の育成やタイムマネジメント、コミュニケーション力といったソフトスキル向上のためにUdemy Businessを利用しています。
「後輩が入社したことをきっかけに、指示の伝え方やコミュニケーションに関する講座を受講しました。なかでもタイムマネジメント講座で紹介されていた『2割の時間で形にして、残り8割で精度を高める』という講師の言葉が印象的で、作業効率の考え方が変わりました。作業時間が正確に見積もれるようになったり、後輩への指導でよりわかりやすく伝える方法を工夫するなど、実務に役立っています」(上野さん)
Udemy Businessを導入して学習環境を整えた成果について、システムベースは「当初想定していた以上に自発的な学びが増えた」と語ります。
「対面研修では限られた時間しか学ぶことができませんが、Udemy Businessではそれぞれが好きなタイミングで学べるため、全体の学習時間は以前に比べて大幅に増加しました。何より、社員が『自分の興味関心があるものを学ぼう』という意識を持ったことが一番の成果だと感じています」

個の成長が組織の力に。社員一人ひとりが目標を持ち成長できる環境をめざして
システムベースでは、Udemy Businessが自律的な学習手段として浸透し始めていますが、「ここからが本当のスタートだ」と話します。
「Udemy Businessを自発的に使う社員が増えた一方で、まだ活発化に至るまでには課題も残っています。今後は一人ひとりが明確な学習目標を持ち、学びを自身のキャリアに結びつけられるような運用を進めたいと思っています。そのためにも、業務時間内で学びやすい仕組みをさらに整えていく予定です」
一方、受講者からは「ますます学びを広げ、キャリア開発に役立てたい」という声が上がっています。上野さんは「受講して良いなと思った講座を積極的にチームや社内で共有し、みんなでスキルを高め合える環境を作っていきたい」と話します。
また小林さんは「資格取得やスキルアップのためにUdemy Businessを活用し、より幅広い業務を担当できるようになりたいと思っています。今後は、応用情報技術者試験やG検定の取得にもUdemy Businessを役立てたいですね」と決意を語りました。
創業以来、「常に学び続ける」という理念を大切にしてきたシステムベース。これからも最新の知識・技術を学習する歩みを止めず、変化の激しいIT業界でも顧客から選ばれ続ける企業でありたいと考えています。
「学び続けることは社員自身の市場価値を高めるだけでなく、会社全体の価値を上げることにもつながります。これからもUdemy Businessを通じて、社員一人ひとりが自らの力で成長できる環境を整えていきたいと思います」