Benesse 「よく生きる」

目指すのは、安全な材料で作られた商品の実現。使用物質の制限が、リスクを大幅に減らします。

環境や人体によくない物質を制限します

ベネッセコーポレーションの商品では「環境ホルモン」「生態系への影響が懸念される物質」「発がん性などの疑いのある化学物質」「重金属」の4つの使用を制限しています。また小さなお子さまやアレルギーをお持ちの方に配慮し、たとえ小さなパーツひとつであっても、アレルギー表示を行なうなどして情報開示につとめます。

万が一のための物質制限

ベネッセコーポレーションでは、人体や生態系に影響を与える物質についてもしっかり管理しています。「環境ホルモン」「生態系への影響が懸念される物質」「発がん性の疑いのある化学物質」「重金属」の4種類。

これらの物質が、商品の試作品を審査する「物性・構造審査」や「分析審査」の段階で、専用の機器を使い、これらの物質が含まれているかどうかを検査します。

万が一、お子さまが商品の一部を飲み込んでしまっても、人体に影響がないと考えられる分析結果が出るまで、試作と審査を繰り返します。
X線などで、有害重金属などの有無を確認する分析審査
商品の安全性を高める工夫(例:しまじろうのパペット)
[図解] しまじろうパペット
しまじろうのパペットは、お子さまのさまざまな活用を想定しながら開発をしています。
過去の形状や素材選定の経験をもとに問題の改善に取り組み、現在の製品となりました。
一つ一つの素材の安全性の確認とともに、安全な設計を考え、試作を繰り返すことでより安全なものつくりを進めています。
 

より安全に使っていただくために

法令基準を超えた安全基準でチェックを行っていても、万が一のリスクを防ぐためには、ご家庭で商品をお使いいただく際も安全を意識していただくことが重要です。小さなお子さまがいるご家庭でも、注意事項を読み、「正しく」お使いいただけるような工夫をし、改善し続けています。

例えばアレルギー物質。ベネッセコーポレーションでは、アレルギーが懸念される物質ができるだけ最小限になるようつとめていますが、それでも含まれてしまう場合には、小さなパーツであっても「アレルギー表示」をお客さまに対して行なうことで対応しています。

その情報公開基準は、もちろんお子さま目線での基準。法令では定められていない物質までも細かく表示することで、小さなお子さまやアレルギーをお持ちの方に配慮しています。
ご家庭で使用される前に見ていただきたいアレルギーが懸念される物質を使った製品の情報・注意喚起の例