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多様な課題にチームで
取り組み、データと
商品力を武器に、より良い
未来を提案する

エリア事業推進本部 齋藤
高校向け提案営業。グループリーダー。福岡県南部エリアと佐賀県全域の約30校を担当。

金融業界という異なる業界から「社会に羽ばたく力を育てる、高校教育に関わりたい」という思いをもって入社。入社後の業務や思いの実現について聞いた。

社会に羽ばたく一歩手前の高校生が
「自分らしく生きていくとは?」を考える教育に
参画したい

どのようなきっかけで転職しましたか?

前職は地方銀行で、法人営業を担当していました。融資や資産運用、事業継承やM&Aに携わり、魅力的にも関わらず知名度が低い企業や、後継者がおらず黒字倒産していく企業にも出合いました。「働くとは?生きるとは?」と考える中、出張授業で、高校生に向けた金融教育をする機会がありました。

その機会を通じて、これから社会に羽ばたいていく高校生に、自分らしく生きる力を育む教育に関わりたいと思ったことが、教育の仕事に興味をもったきっかけです。人生100年といわれる時代、自分らしく生きること、いきいきと働くことはより大切になると思います。そのためにはまず、社会やお金の知識をもち、「自分がどう働くか?」や「どう生きていくか?」を考える機会があること。視野を広げて世の中を見て、これからの人生の選択を考える「教育」が大切になると思います。

ベネッセを選んだのはどのような理由ですか?

対象は、社会に出ていく一歩手前の高校生。大学進学やキャリア選択を広い視野でとらえ、商品やサービスを提供できる企業を選びたいと思ったときに、業界をリードするベネッセが真っ先に浮かびました。

また提案営業というポジションは、自分が目指す営業のスタイルにマッチしています。相手先の課題やニーズをヒアリングし、状況や制約条件に合ったより良い解決方法を考えます。ただ売るのではなく、顧客にふさわしい方法を提案するには、商材のバリエーションも必要です。その点で、高校向けに豊富な教材とサービスをもっているベネッセなら、それぞれの顧客の課題解決につながる提案ができます。また、進研模試をはじめとしたサービスは利用者が多く、客観性と納得度の高い豊富なデータがあります。商品と情報という両面から、質の高い営業をしていけると思いました。

ゆくゆく全国の高校生に向けた金融教育、キャリア教育の実践を目指す点でも、全国に影響力のあるベネッセであれば、可能性が広がります。

個人の裁量と、チームで高める営業力
両方あることが重要

現在の業務内容と流れを教えてください。

高校向けの営業担当として、福岡の南エリア・佐賀エリアを受けもっています。学校を訪問し、先生から直接、思いや現状の課題、目指したい姿を伺って、解決と実現の方法を提案します。

学校・先生、生徒の中長期のビジョンを見据えて提案を行いつつ、営業としての主たる照準は学校の年度と同じ年単位です。さらに、学期、1か月、1週間に区切った目標設定をしながら活動しています。

1週間の流れとしては、月曜日は営業準備や打ち合わせを行い、火曜日から金曜日は、学校や自治体を訪問するのが基本で、事前にアポをとり、1日に3校程度を訪問します。また福岡の九州支社を拠点としつつ、月に数回、佐賀県に出張しています。出張で佐賀県の学校を訪問する場合は、火曜日から金曜日までホテルで連泊し地域に根差した形で営業活動を行っています。

それぞれの地域、その場所や学校ならではの魅力やポテンシャルがあり、課題とニーズがあります。地域の特性をふまえつつ、全国から収集した情報を提案に活かし、全国も見渡しながら、そのエリア、学校ならではの魅力を最大限に発揮した教育をつくっていく。そのような考え方や行動ができるのは、拠点で働くおもしろさだと感じています。

入社して、したい仕事を実現できていますか?

はい。すごく実現できていると思います。

その背景のひとつに、個人の裁量があります。今、ある高校と企業とともに、金融教育の計画を進めています。事業化の可能性は模索中ですが、「やってみて気づくこともある」と上司が背中を押してくれました。新しいしくみや形を作ることを、前向きに進めていこうという風土があります。

営業として担う事業的な役割はもちろんありますが、目標達成の方法は自由です。例えば、最近大学受験の方式が多様化しています。社会環境が変わり、学習指導要領が変わり、求められる力や目指す内容が変わることで、現場の先生も指導方法で迷うこともあるようです。先生の迷いや困りごとを聞き、そこにどのような解決の提案をしていくか、自分で方法や内容を考えて提案できるのは、難しくもやりがいがあります。

提案力や営業力を高めるために、していることはありますか?

チーム内で個々人の知見を共有し、メンバー同士で磨きあうことで、営業力や提案力を上げる取り組みをしています。

市場の状況や現場のニーズを共有したり、変化やトレンドの背景を分析したりして、戦略を立て、戦術を練ります。他のメンバーが困っている点を、みんなでアイディアを出し合いながら解決したり、短期間でPDSを回し、現場の先生の困りごとをスピーディに対応していったり…、個人としてもチームとしても、前向きに現場と向き合う姿勢が生まれ、提案の質や量が高まっていると思います。

現場で感じる影響力の大きさは
やりがいの大きさとイコール

どんなことにやりがいを感じていますか?

県の教育委員会の方から、自主性を育む生徒の増加を目指した学校の授業運営に関して相談を受けたときには、ベネッセのもつ全国の学校の情報を提供し、各学校の先生方への新たな学びの研修会を実施しました。

当初、県や学校は、0から1を創り出す初の試みであり失敗は許されないという不安。
また現場の先生方は目の前の生徒に対する責任や限られた授業時間の中でどのくらいの効果があるのか、実際に運用できるのかというお悩みをお持ちでした。

私自身も自治体や地域といった規模で相談していただいた期待に応えたいという一方で、研修会でただ情報提供するだけでは変化を起こせないのではというプレッシャーを感じていました。

そこで、担当の先生と協議を重ね、学校が目指している姿と現状の可視化、取り組みにあたって先生方が何に対して不安があるのかを把握し、改めて研修会の企画設計・運用を検討しました。

研修会では、一方通行な情報提供にならないよう、取り組み意義の明確化・共有化を行いました。その上で全国の学校の取り組み事例がある中、その学校の困りごとの解決に繋がりそうな事例をお話すると同時に、先生方に少しでも安心感を持っていただけるような伝え方、ベネッセとして伴走していく姿勢を示しました。結果、その研修会をきっかけに、カリキュラムに関するより具体的な相談をいただけるようになり、現在も新たな試みに向けて支援を続けています。

社会環境や教育指導要領が大きく変化する中、生徒や先生が目指している状態も変化しています。変化に伴うお困りごとをヒアリングし、様々な定量的なデータを用いて仮説建て・検証しながらの提案は容易ではありません。

しかしながら、自分の提案が、生徒や先生、学校の変化のアクションへ、さらにその先の未来につながっていること。
誰かの人生に、高校生たちの学びに、学校の未来に大きな影響力を与えられるということ。その実感は、大きなやりがいです。

顧客志向を事業で体現する
そんな働き方を目指す人にきてほしい

入社を検討中のかたにメッセージをお願いします。

ベネッセは圧倒的に顧客志向の会社です。そして、顧客志向が事業の成長につながっているところがベネッセの強みです。例えば高校部でいうと、フロントの営業が、先生との対話により課題やニーズを聞き取り、商品に連携。スピード感をもって商品をよりよくし、学校側に返すということをしています。

「生徒、先生に役立つものを届けたい」「学校をよくしたい」という思いは、部門や扱う商品・サービスを問わない共通言語。誰かの役に立つ仕事がしたいと思うかたには、合っていると思います。

また「こんなことをしてみたい」というチャレンジマインドや未来志向が歓迎されます。ぜひ未来の子どもたち、先生、学校に向けて実現したい思いがあるかたは、アクションをしてほしいと思います。

  • ※部署名やサービス名などは取材当時のものです。

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