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最先端の技術を学び、
充実した学びの安定強固な
基盤をつくる

バックエンドエンジニアリング部 井上
大学では通信工学を専攻し、2020年にベネッセグループ会社のインフォシェルにエンジニアとして入社。

大学では通信工学を専攻し、2020年にベネッセグループ会社のインフォシェルにエンジニアとして入社。その後、インフォシェルとベネッセが経営統合。現在は、バックエンドエンジニア部門で働く井上に、事業会社でエンジニアとして働くやりがいを聞いた。

より良い教育を届けるために
安定したプラットフォームは必須条件

入社のきっかけを教えてください。

以前からコンピューターが好きで、大学ではインターネットやプログラミングについて学べる通信工学を専攻しました。大学での学びは楽しく、知識と技術を身につけたいという思いもあって、エンジニアという職種を選びました。

ベネッセに興味をもったのは、中学生の頃、ベネッセの通信教材を活用していたことがきっかけです。教材には編集部からのメッセージやアドバイスがあり、勉強に寄り添ってくれているような感覚がありました。また、学校の教材だけではわからなかったことがわかるようになるうれしさがありました。学ぶことの楽しさや大切さに気付いた経験から「教材を届ける側になり、誰かの役に立ちたい」と思いました。

「好き」と「思い」の2つの動機からベネッセでエンジニアとして働くことを選択し、今、充実した気持ちで働いています。

どのような業務を担当していますか?

主に学校教育サービスの基盤開発を担当し、基盤開発のプロジェクト業務、問い合わせや障害対応、さらに業務の改善活動に携わっています。

学校はたくさんのステークホルダーが関わる学びの場です。より良い教育を実現するためには、安定したプラットフォーム、学びやすいシステムの品質が大前提です。先生たちが教えやすく、子どもたちが学びやすい環境を作るために、基盤はとても大事な役割を担っています。

顧客の活用を思い描きながら
コードを書き実装する

担当している業務は、それぞれどのような内容ですか?

1つ目のプロジェクト業務では、学校カンバニーの中に存在するデジタルサービス開発の担当として、コーディングやテスト検証などの実務を行っています。

基盤の開発フローは、要件定義し、要件に基づいてプログラムを設計します。さらに設計に基づいてソースコードを書く製造の工程があり、最後にプログラム稼働のテストを行います。主に、要件をプログラムに落とし込む設計から入り、実際の製造、テストを担当しています。

開発にあたり大切にしていることは、開発している機能が、ユーザー活用の目的に叶い、価値を実現できるかをはずさないこと。また、のちの障害を作り込まないためには、各工程で要件を満たし、品質を担保することがカギになります。反面、スピードも求められます。品質とスピードを意識し、顧客の体験を想像しながらコードを書くのは、難しいこともありますがやりがいがあります。

2つ目は、活用方法の問い合わせや障害時の対応を行う業務です。現場の先生方からいただく一次対応の内容を、商品や基盤の担当が受け、そこから開発担当が確認しています。実際の現場の活用状況や、先生の困りごとは、開発の際の重要な情報にもなります。

自分たちの働く環境をよくすることは
働きやすさとやりがいにつながる

3つ目は、働く環境を自分たちの手でよりよくする、業務改善活動です。誰かに言われたからやるのではなく、自分たちで新しい技術を取り入れ、プロセスを改善するなど、エンジニアチームの中で議論をしながら取り組んでいます。

本部内にアーキテクチャ推進室という部署があり、本部内のエンジニアは全員そちらにも所属しています。アーキテクチャ推進室に、課題の改善提案をしたり、問い合わせしたりすることで、横断的な課題や社内のナレッジを共有化し、組織全体で業務改善に取りくんでいます。

業務課題に対する提案は歓迎されますし、通りやすいと思います。エンジニアリングの技術は広範囲で日々進化しています。情報を共有し、新しい技術を取り入れて進めていくのは合理的で、働きやすさにつながります。使う開発ツールを、より生産性や利便性の高いものに変更したり、開発フローの見直しをしたりしています。

社内にこうした共有と改善の機能があることは、事業会社がDXを進めていくうえで、重要で強みになると思います。

事業会社内でエンジニアとして働くやりがいをどうとらえていますか?

事業に深く入っていくおもしろさや、顧客のニーズや困りごとに対し、肌感覚をもって開発に活かしていくことのやりがいを感じます。

今、教育業界のDXが進み、市場の競合も多様化していて、ベネッセの商品・サービスも一層の強化が求められています。新しい技術を取り入れながら、これまでに培われた知見と融合し、顧客にとってより良い商品・サービスを、組織全体で実現していく最中にあり、変革期に開発に携わるおもしろさがあります。

また、チームで企画をブラッシュアップし、顧客を想像しながらより良いものにしていくプロセス、実際に届いたものの活用状況や意見を聞き、教材に還元していくしくみがあります。社内では事例発表や活用事例の報告などがあり、自分が書いたコードが誰かの学びや生活をよくしていく手ごたえを感じています。

最先端のIT企業に比べれば、技術のキャッチアップは後れをとるかもしれません。ですが、様々な経験から積極的に吸収し、汎用的なスキルを身につけることで、エンジニアとして成長できる環境だと思います。むしろ、事業に深く入ることで得られる顧客志向の観点や、担当する案件を自分ごと化して企画を立てる力は、事業会社ならではの経験です。

技術の進化とともに、自身も成長し
新しい挑戦を重ねていきたい

これから先、どんな働き方をしていきたいですか?

システム開発の情報や考え方、技術は日々進化していきます。新しい考え方や情報をキャッチアップし、知識と技術をアップデートしながら、エンジニアとして成長していきたいです。ただ技術を伸ばすのではなく、顧客の課題やニーズに寄り添い、サービスの効果を検証して、リアルな実感値をもちながら新しい経験や挑戦を重ねていきたいです。

また、今プログラミングやITは、教養なものになっています。ベネッセの強みである教育と最先端の技術を掛け合わせて、ITリテラシーを養い、強化していきたいという思いもあります。

中途入社を検討中のかたへのメッセージ

デジタル領域の強化により、中途入社のかたがたくさんいらっしゃり、活躍されています。入社直後から大きなプロジェクトにアサインされるなど、前職までの多様な経験や技術を積極的に活かされています。そのような多様な経験が、今後の商品・サービスのさらなる発展につながっていくと感じ、多様な経験をおもちのかたが参画されることを願っています。
ベネッセは「やりたいこと」がある人に、活躍の機会や場所が多い企業だと思います。子どもたちの教育の発展に向けて、一緒にチャレンジしてくださる方に、ぜひ来ていただきたいです。

  • ※部署名やサービス名などは取材当時のものです。

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