先行実施応援宣言 小4のお子さまの場合 いつ、どのように学習が変わるのか。2013年までの変化を、算数・数学と理科を中心に見てみましょう。

小学校英語必修化を体験する最初の学年 2010年度に小4のお子さまは、小3〜4が先行実施期間となり、特に、算数や理科の学習が増えていきます。小5からは新しい教科書に。小学校の英語も正式に導入されます。学習の量や難易度が今よりも上がる高学年・中学生以降も伸び続けるためには、先行実施期間の学び方が大切です。

算数・数学のポイント

こう変わる! 「小中の一貫性」を重視し、学習内容が徐々に下の学年へスライド

新学習指導要領(以降、新課程)では、算数・数学が系統的な学習内容であるため、つまずくことがなく、小・中学校の学習が円滑に接続するように、小学校で学習した内容を中学校でも扱うスパイラル指導を充実させていきます。とくに図形に関する内容や文字式などに関する内容についてです。また、中学校では、「ヒストグラム(統計学の一種)」「標本調査」といった統計に関する指導が充実されます。そこで、無理なく新課程に入ることができるよう、先行実施期間に、学習内容が徐々に下の学年へスライドします。

ここに注目 ただ答えるだけではなく、解答までのプロセスが大事

2010年度に小4のお子さまは、小3からの先行実施対応を含め、ほぼ新課程の内容で学習します。小4での学習であった「二等辺三角形、正三角形」などを小3で、小5での学習であった「平行四辺形、ひし形、台形」などを小4でというように、現課程で上の学年で扱っている内容を学習します。
また、「説明する」といった「算数的活動」を取り入れた指導を受けることになります。答えを導くときに、解くプロセスを書かせたり、「どうしてそうなったの?」「どうやって答えをだしたの?」といった声かけをし、「説明する」ことに慣れさせるといったことが大切です。ただ計算する・答えを出す問題だけではなく、考えの流れ・順番が確認できる「チャレンジ」に取り組むことで、答えを出すまでの「考えるステップ・流れ」を身につけ、問題を解いていくチカラが高められます。

■新課程『追加単元・項目』
   

理科のポイント

こう変わる! 「小中の一貫性」を重視。次につながる内容を

「エネルギー」や「天体」など、一般的に「理解が難しい」とされていた分野で、小中学校での内容の一貫性を重視した新たな学習内容が加わりました。例えば小3「風やゴムの働き」という単元は、子どもたちが日常生活で感じることができる「風」や「ゴム」を題材に、エネルギーを体験的に学習する内容として設定されています。「向かい風だと歩きにくい」といった日ごろの体験を生かした学習を通じて、エネルギーについての考え方を深めていきます。
また、実験・観察を通じた思考力・表現力の育成も重視されているのも特徴です。

ここに注目 小3からの先行実施でほぼ新課程の内容に

2010年度に小4のお子さまは、先行実施の期間を含め、ほぼ新課程の内容で学習します。小3では、「風やゴムの働き」や「物と重さ」といった、高学年から中学にかけて難しくなるエネルギーに関連した学習の素地になる学習が追加されました。理科の学習では、考える力や、わかったことを記録する表現力も伸ばしていけるよう、国語や算数でつまずきを作らないことが重要です。

■新課程『次につながる内容』
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先行実施でうちの子はどうなる? 〜学年別に解説〜 先行実施と学習指導受領の内容についてお子さまの現在の学年に合わせて解説します。 「学び」が変わる? 〜新課程ってどんなもの?〜 新しい学習指導要領がお子さまの授業や学校生活にもたらす変化をお伝えします。 「入試」が変わる? 〜やっぱり気になる高校入試〜 高校入試の問題がどう変わっているのか、数学と理科を例に解説します。
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※このサイトに掲載されている情報は2010年3月現在のものです。
※このサイトの情報は、随時変更されます。
※このサイト内でいう「新課程入試」とは、新課程が実施されてから始まる入試のことを指します。
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