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Interview

クラウド型の営業支援・顧客管理システムに統合し、業務効率化とシナジー創出を実現。仕組みづくりを通して、事業に貢献する

クラウド型の営業支援・顧客管理システムに統合し、業務効率化とシナジー創出を実現。仕組みづくりを通して、事業に貢献する

ベネッセコーポレーションは現在、事業ポートフォリオの見直しによる成長領域への集中投資、コーポレートや基盤業務を中心としたBPRの推進など、チャレンジングな再生フェーズにある。それらの事業変革をDX領域から後押しするのは、ベネッセコーポレーション全体のDXを推進する組織「Digital Innovation Partners(以下、DIP)」だ。専門的な知見をもったDX人材が各事業に参画し、現場メンバーと共にDXプロジェクトを推進している。今回は、クラウド型の営業支援・顧客管理システムの社内導入を支援しているオペレーショントランスフォーメーション推進部(以下、オペレーショントランスフォーメーション=「OX」に略)フロントオフィス課 課長の大場正太に、ベネッセコーポレーションに入社した理由や働く魅力について聞いた。 ※インタビューは2024年に実施

大場 正太

大場 正太

オペレーショントランスフォーメーション本部 オペレーショントランスフォーメーション推進部

新卒で事業会社に入社し、WebエンジニアとしてWebコンテンツの開発に従事。CRM顧客管理部門に移動し、顧客管理システムの開発や運用保守を担当。その後、コンサルティング会社にて、顧客管理システムの導入や業務フロー構築に従事。2023年2月にベネッセコーポレーションに入社した。

新卒で事業会社に入社し、WebエンジニアとしてWebコンテンツの開発に従事。CRM顧客管理部門に移動し、顧客管理システムの開発や運用保守を担当。その後、コンサルティング会社にて、顧客管理システムの導入や業務フロー構築に従事。2023年2月にベネッセコーポレーションに入社した。

TURNING POINT

転機

当事者意識を持って、顧客に伴走できる環境を探して

新卒で事業会社に入社し、WebエンジニアとしてWebコンテンツの開発に携わっていました。その後、CRM顧客管理部門に移動し、顧客管理システムの開発や運用保守を担当していました。グループ長としてマネジメント業務も経験後、コンサルティングに転職。顧客管理システムの導入支援や業務フロー構築などコンサルティンング業務を担当していました。

2023年2月にベネッセコーポレーションに入社し、DIPにて社内の業務改善や業務フローの構築、システム導入まわりのコンサルティングを通して様々なプロジェクトを推進しています。2023年6月には、業務オペレーションのDXを推進し、業務効率化とコスト構造の改善を図るOX本部が発足。2024年4月より所属しています。

転職の背景

3年ほどコンサルティング業務を経験し、非常にやりがいを感じていました。しかし、ご契約いただいた範囲内でしかお客様の課題解決に伴走できず、一気通貫でご支援できないことにもどかしさを感じていました。事業会社であれば、お客様と同様に当事者意識を持ちながら課題解決に伴走できるのではないかと思い、転職を決めました。

転職先候補は、自分自身が培ってきた経験やスキルを発揮して事業貢献できる会社を中心に探していました。大手アパレル業界やテックカンパニーなど事業内容はさまざまながらも、企業理念を強く持ちながらも、DXによって企業変革していかなければならないと、ある種トップダウンで、強い意志を持って推進する力がある企業に着目していました。

大きな組織でDX推進に挑むハードな面白さ

ベネッセコーポレーションという大きな組織において、DXを推進することは決して容易ではないと思います。それにもかかわらず、ドラスティックに変革を起こそうと、副社長がトップに立って、DXに取り組んでいる姿勢に惹かれましたし、率直に面白そうだと感じました。

また、これまでに培ってきたスキルを生かして、もっとも事業に貢献できそうだと感じたことも決め手の一つになりました。もともとベネッセコーポレーションに対してポジティブなイメージを持っていたこともあり、最終的にベネッセコーポレーションに入社を決めました。

自分自身の知見を生かして、DX推進に貢献

私がベネッセコーポレーションに入社したタイミングは、クラウド型の営業支援・顧客管理システムをもっとベネッセコーポレーション内で活用しようとする動きが活発化しはじめた頃で、自分の知見を生かしてDX推進に貢献できるのではないかと考えました。

また、コンサルティング会社にいた頃とは違って、プロジェクトを推進する上で、自分の取り組みが伴走する企業に対してどのような影響をもたらすことができるかも考えるようになりました。

CASE

プロジェクト

システム統合でシナジーを生み、顧客への価値最大化を図る

現在ベネッセコーポレーションは、学校支援や大学・社会人向けオンライン学習、介護など多岐にわたる領域を展開しています。私は常時、複数の案件を担当しており、主にクラウド型の営業支援・顧客管理システムの導入・改善を支援しています。

例えば、学校領域では20年ほど使っている営業支援システムを現場の方がより使いやすくなるように改善しました。介護領域に関しても、これまで様々な営業支援システムが使われていたのですが、新たに統合的なプラットフォームをつくることが決まりました。そこで、新たなクラウド型の営業支援・顧客管理システムの導入にも携わりました。

これまで最も成果を出した案件

「介護SFA導入1.0」プロジェクトです。介護領域には、高齢者向けの住まいを紹介する「ベネッセの介護相談室」を運営する株式会社ベネッセシニアサポート、高齢者向けのお弁当・介護食の宅配サービス「ベネッセのおうちごはん」を提供する株式会社ベネッセパレット、入居型介護サービスや在宅介護などのサービスを展開する株式会社ベネッセスタイルケアがあります。それぞれでシナジーを生むことを目的としていますが、これまで営業情報を管理していた営業支援システムが非常に多岐にわたっており、それぞれの事業で連携できてない部分が生じていました。

「ベネッセの介護相談室」や、株式会社ベネッセスタイルケアが展開している介護領域においては、営業履歴を記録する顧客管理システムと日報システムを導入しており、それぞれのシステムを統合管理できていませんでした。そこで、これらを相互にシナジーを生み出したり、業務の効率化を図ったりするために、一つのプラットフォームに集約することにしました。

私が取り組んだのは、「ベネッセの介護相談室」が使っていた2つの営業支援システムをクラウド型の営業支援・顧客管理システムに置き換えることです。既存の営業支援システムはスマートフォンに対応しておらず、外周りで営業することが多い社員が効率的に業務を推進できていないという課題がありました。現在は、株式会社ベネッセスタイルケアが展開している介護領域においてもクラウド型の営業支援・顧客管理システムへの置き換えの検討進めています。

苦労した点

大きく二つあります。一つは、既存業務に対して大きな変革を起こすことです。介護事業部内では、既存システムの置き換えに対する知見があまりない方が多く、その中でどのように本プロジェクトを進めていくべきか一緒に模索しながら取り組むことに苦労しました。

また、営業部門も既存業務を大きく変えていく動きをしたことがほとんどなく、業務スタイルが変わることや変化に対応できるのかといった不安の声もありました。その中で、業務変革を起こしていくことにかなり苦戦しました。

もう一つは、不安の払拭です。導入当初から新しいシステムの画面を見せて実際に触りながら導入を進めていましたが、画面を触ってみてもイメージが掴みにくい方もいらっしゃいました。できるだけ私たちに相談しやすい環境をつくり、困ったことがあれば頼ってもらえるようにしていました。

もともと今回導入したクラウド型の営業支援・顧客管理システムに対する専門知識を持っていたので、その知見を共有しながら本プロジェクトを成功へと導くことができたのではないかと思っています。また、過去に現場の方が利用しないなどの失敗も経験しているので、どうやったらプロジェクトがうまくいくのかという知見も生かすことができたと思っています。

社外からスマートフォンで営業報告できるようになったことで、業務効率化につながりました。コスト改善はもちろん、本来報告やシステム登録にかかっていた手間も削減され、よりお客様のことを考える時間を費やすことができるようになりました。

新しいシステムの導入を通して、業務をもっと改善していこうとする姿勢が生まれましたし、業務の変革のおこし方を知るきっかけにもなったと思います。

CAREER

キャリア

2023年2月にベネッセコーポレーションに入社し、2023年10月より課長に就任しました。私自身もプロジェクトメンバーとして参画しながら、メンバーのマネジメントもしています。ただ、これまでメンバーに与えられた影響は一部でしかないと思っており、今後はメンバーのマネジメントや組織に与えられるインパクトの最大化を図っていきたいです。

現状は、プロジェクトごとにメンバーがアサインされているのですが、それぞれで培ってきたナレッジが組織全体に共有されづらい状況になっていました。今後は一つひとつの案件から吸収した知見を能動的に展開し、改善できる組織を作っていきたいです。それらの活動を通して、ベネッセグル―プ全体のDXに貢献していけたらと思います。

Q.自分にとっての「よく生きる」とは

仕事を通して「仕組みを作る」ことが、私のテーマです。

新卒でエンジニアとして働いていた頃は、プログラミングのコードを書いて機能を作るなど、小さな仕組みを整えていました。キャリアを積むに従って、顧客の情報管理の仕組みや働き方の仕組みを作るところまで拡大していきました。

私は仕事を通して「仕組み」の対象範囲が広がっていくことに喜びを感じており、そのような取り組みを通じて、教育や介護事業のDXを推進していくことが、私自身の「よく生きる」につながるのではないかなと思っています。

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